【簡単解説】Amazon出品におけるFBA納品時に発生する「危険物審査」の対応方法

amazon_fba納品時に発生する危険物審査の対応方法

こんにちは!

国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

Amazon出品者様の中では、商品の保管から購入者への配送まで全てAmazonが対応し、primeマークが付与される事からFBAを利用している方も多くいらっしゃるかと思います。

商品の登録後、FBA納品プラン作成に進んだ際にこのような表示を目にした事はないでしょうか?

危険物審査中の商品
この商品は危険物審査が完了しましたが、商品を適切に分類できませんでした。この商品を適切に分類するために必要な情報をご提供ください。

こちらの表示が出た場合、納品プランを作成している商品が危険物に分類されているという事になります。
危険物に分類された場合、適切な対応を行わないとFBAへの納品を進行させることができません。

そこで、今回は危険物審査の概要と危険物として分類された際の対応方法について解説していきます!

なお、FBA納品プラン作成についてはコチラ⬇︎の記事もご参照ください。

FBA納品プラン作成画面がリニューアル!作成フローを一挙解説

Amazonにおける危険物審査とは

それでは早速、Amazonにおける危険物審査について解説します。

AmazonではFBAに商品を納品する際に「危険物判定作業」が行われます。(出品者出荷→FBA出荷へ切り替えた際も同様に行なわれます。)

FBA出荷に設定したASINが、Amazon側で危険物に該当する可能性があると見なされた場合、Amazonの危険物部署が商品名や商品画像、商品の仕様などの商品ページ上の情報を基に危険物として該当するかを判定しています。

主に、以下商品は特に危険物に分類される可能性が高いので要注意です!

・液体商品(化粧品類やアルコールスプレーなど)
・電池が必要な商品(電池が必要とみなされる商品など)

さらには、出品者ご自身では危険物ではないと判断していてもAmazon側で危険物に分類されてしまうケースも多々あります…

危険物に分類される可能性のある商品については下記をご参照ください。

参照元:Amazon出品者のヘルプ「Amazonで危険物として規制される可能性のある商品一例」

危険物として該当するまたは危険物ではないのに危険物として分類されたとしても、正しい手順で安全性を証明できれば、問題なくFBAを利用して販売できますのでご安心ください!

危険物に該当するか確かめる方法

FBAへ納品する商品が危険物に該当するのかどうか、気になりますよね…!

ここでは、危険物として判定されているか否か確かめる方法について解説していきます。
下記手順に沿って是非確認してみてください。

①セラーセントラル内の検索窓で「危険物」と検索

②右側にヘルプページが表示されます、「ASINの検索」にチェックを入れ「次へ」をクリック

③ASINを入力後、「ステータスを確認する」をクリック

危険物ではないASINの場合は下図のように「この商品は危険物ではありません」と表示がされます。

一方で、危険物として判定されたASINの場合は下図のように「追加情報が必要です」と表示がされます。

「追加情報が必要です」と表示された場合、商品の安全性をAmazonへ証明する必要があります。
対応方法については、後述で解説いたします。

上記手順で危険物かどうかを確認することが出来ます。
簡単ですのでご活用ください!

SDS(安全データシート)のアップロード方法

上記手順で確認した結果「追加情報が必要です」と表示されたASINに対しては、商品の安全性を証明するために、以下を提出する事でFBAに納品できる可能性があります。

・SDS(安全データシート)

または

適用除外シート*

*適用除外シートは「電池電池駆動製品」および「有害な化学薬品」を含まない商品を対象にしています。

それでは、SDS(安全データシート)のアップロードについて解説します。

①危険物の分類を管理する画面の「安全データシート(SDS – Safety Data Sheet)または適用除外シートのアップロード」をクリック

②画面移行後、「書類をアップロード」をクリック

③「ASIN」を入力し、SDS(安全データシート)をアップロード後、言語をプルダウンから選択したら「アップロード」をクリック

上記手順でアップロード完了です!

なお、アップロードするSDS(安全データシート)は、以下の条件を満たす必要があります。
条件を満たしていない場合、審査をクリアできないことがありますのでご注意ください。

・過去5年以内に作成または更新されている

・新しいGHS/CLP危険認識情報が含まれている

・商品の出品情報と一致している

・出品情報の商品名(商品詳細ページに表示される商品名)が、安全データシートに記載されている商品名と一致している

・安全データシートに記載されている商品のメーカー名またはブランド名が商品詳細ページに表示されているものと一致している

・安全データシートの16の標準項目すべてが含まれている

参照元:Amazon出品者のヘルプ「危険物判定に必要な情報および文書」

適用除外シートのアップロード方法

次に適用除外シートのアップロード方法について解説します。
SDS(安全データシート)データが用意できない方は、適用除外シートを活用ください。

①危険物の分類を管理する画面の「安全データシート(SDS – Safety Data Sheet)または適用除外シートのアップロード」をクリック

②適用除外シートをダウンロードする項目で言語を選択後、「電池および電池駆動製品に関する適用除外シート」or「有害化学薬品を含まない製品の適用除外シート」をクリック

※液体商品(化粧品類やアルコールスプレーなど)は「有害化学薬品を含まない製品の適用除外シート」をダウンロードし、電池が必要な商品(電池が必要そうな商品など)は「電池および電池駆動製品に関する適用除外シート」をダウンロードしてくださいね。

「有害化学薬品を含まない製品の適用除外シート」「電池および電池駆動製品に関する適用除外シート」どちらも、ダウンロードしたExcel内に記入方法が記載されていますので参考にしてください。

③「ASIN」を入力し、適用除外シートをアップロード後、言語をプルダウンから選択したら「アップロード」をクリック

アップロードした書類は2営業日以内に審査され、「出荷分類ステータス」部分が「危険物未該当」になっていれば、問題なくFBAへ納品いただけます!

※「アップロードされた文書は、危険物担当チームが2営業日(祝日を除く月曜日から金曜日)以内に審査します。」との記載がありますが、実際にはそれ以上かかる事も多々ありますので、書類をアップロード後は頻繁にステータスを確認(以下画像)するようにしましょう!

まとめ

FBA出荷しようとした商品が危険物に分類されても「適切な対応を行うことで納品が可能」になりますので、諦めないでくださいね!

本ブログを参考に危険物ではないと証明できれば、問題なくFBAを利用して販売することが可能です。
危険物審査をクリアして、転換率向上のためにもFBAを上手に活用していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

FBAの危険物審査についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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