【新機能】Amazon「バーチャルバンドル」活用ガイド|在庫リスクなしで売上の最大化戦略
Amazon出品者の皆様、こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサル・運用代行サービスを展開しているアグザルファです!
アグザルファブログでは、15年以上の知見を活かし、Amazon出品における売上拡大や運用改善に役立つ情報をお届けしています。
新着記事のお知らせはXやYoutube「あぐちゃんねる」で発信中!
ぜひフォロー・チャンネル登録をお願いいたします!
最近、Amazon出品において「バーチャルバンドル」という新機能が追加されたのをご存じでしょうか?
ブランド登録済みのセラー限定の機能ではありますが、以下のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「どのように使えばいいのか?」
「本当に売上アップにつながるのか?」
今回は、バーチャルバンドルの仕組みから、メリット・デメリット、具体的な活用方法まで、事例を交えながら詳しく解説します。
Amazonのブランド登録済みの出品者の方は、今後の運用にぜひお役立てください。
目次
バーチャルバンドルとは?
バーチャルバンドルとは、Amazonのブランド登録済みの出品者向けに提供され、「複数の商品をセットにして販売できる機能」です。
最大の特徴は、「バーチャル(仮想)」という名前の通り、商品を1つにまとめて梱包(セット組)する必要がない商品は、個別の在庫のまま管理されるという仕組みにあります。
つまり、注文が入った際に、セット品に含まれる複数の商品(FBA保管商品)が、Amazonの倉庫において自動的にピッキングされ、購入者へ発送されます。
ここまでで、ピンときましたか⋯?
この仕組みは、セラーにとって非常に有益な機能になり得ます。
まだよく分からないという方もご安心ください。
この後も引き続き詳しく説明していきます!
従来のセット販売との違い
従来のセット販売との違いは、通常のセット販売では、あらかじ各在庫をセット専用に組み合わせて梱包し、FBA倉庫に納品する必要がありました。
一方で、バーチャルバンドルは以下の流れになります。
- 出品者が複数の商品を組み合わせてバンドル商品ページを作成
- 注文が入るとAmazon側が個別商品をピック
- 各商品が個別に出荷・処理される
※出荷後、返品や返金が発生した際には個別SKUごとにFBA倉庫にて対応可能
※返金額の計算は個別SKUの販売価格をもとに按分比率をAmazonが算出して返金が行われます
つまり、「在庫リスクを増やさずに、セット販売が可能」になるのです。

バーチャルバンドルの基本仕様
バーチャルバンドルを導入するにあたって、押さえておくべき基本仕様は以下の通りです。
- 2〜5個の補完的なFBA商品で構成
- バンドルごとに独自のASINが付与される
- 商品詳細ページが新規に作成される
→バンドル商品用に新しくメイン画像*の作成が必要(*仕様は通常と同じ) - メイン商品(メインASIN)を1つ設定可能
【ポイント】
バンドル商品はメインASINの検索キーワードを継承するため、閲覧数の多い商品をメインに設定することが重要です。
▼実際の掲載イメージ
バーチャルバンドルが組まれている実例を見ていきましょう。
実際に設定すると、以下画像のように「この商品のセット品」という枠の中にバーチャルバンドルで組まれた商品ページが表示されています。
メインASINの単品商品を起点にして、下記3パターンのバーチャルバンドル商品を出品している状態になっています。
- メインASIN+自社商品①
- メインASIN+自社商品②
- メインASIN+自社商品③
このように、売れ筋商品のトラフィックが多く集客力の高いASINを起点にすることで、流入トラフィックを各セット商品(バーチャルバンドル)にも、誘導経路ができあがり、結果的にセット品の売上を誘発する仕組みを設計できます。

バーチャルバンドルで狙う売上最大化とは?
バーチャルバンドルは、単なる便利機能ではなく「Amazonで売上を最大化させるための戦略的施策」です。
導入により、具体的にどのようなインパクトを売上に与えられるのか、3つの観点から解説します。
特に以下の点で効果が期待できます。
- バスケットサイズ(平均注文単価)の拡大
- 「ついで買い」の促進
- 購入導線の簡略化
例えば、以下のような商品を同時に提示することで、購入判断がシンプルになり、結果的に売上増加につながる設計が作れます。
「後から買う予定だった商品」
「一緒に使うと便利な商品」
バーチャルバンドルの利用条件と仕組み
バーチャルバンドルの概要が徐々に理解できてきたところで、具体的なルールや仕組みを深掘りしていきましょう。
利用にはいくつかの制約があるため、事前に自社商品が該当するか確認が必要です。
▼利用条件
- Brand Registryに登録済みのブランドオーナーであること
- 自社ブランド商品であること
- 新品商品であること
- FBA在庫があること
▼登録できない商品(※以下の商品はバーチャルバンドル対象外)
- ギフトカード
- デジタル商品(音楽・動画・電子書籍)
- 中古品・整備済み品
- 危険物(Hazmat)
▼表示箇所
バーチャルバンドルは以下の場所に表示されます。
- 検索結果ページ
- 商品詳細ページ
- スポンサー広告表示
「この商品のセット品」ウィジェットの仕組み
バンドル商品の主な流入経路は、メインASINの商品ページに表示される「この商品のセット品」ウィジェットです。
このウィジェットのポイントや表示条件も理解しておきましょう。

▼ウィジェット表示に関するポイント
- 1つのメインASINに対して最大6件まで表示
- バンドルは最大250件まで作成可能
- カートではセット商品として表示
- チェックアウト時には個別商品に分解される
▼表示条件(重要)
このウィジェットに表示されるためには、バンドル価格が単品合計より安い必要があります
バーチャルバンドルのメリット・デメリット
バーチャルバンドルはブランドオーナーにとって、有効的なツールではありますが、気をつけなければならない点もございます。
正しく理解するために、メリットと注意すべきデメリットを整理しました。
バーチャルバンドルのメリット
メリット① :カスタマーの商品探索の手間を削減
関連商品を1ページにまとめて提案できるため、ユーザーの比較や検索の手間を軽減し、離脱を防ぐ効果があります。
メリット② :客単価(AOV)の向上
補完商品をセット化することで、「一緒に買うと便利」という提案が自然にでき、クロスセルの機会を創出し。1回の購入金額の増加が期待できます。
▼例
・シャンプー+トリートメント
・化粧水+乳液
メリット③:在庫管理がシンプルかつリスク低減
セット専用の在庫を確保する必要がないため、「セット品だけが売れ残り、単品在庫を圧迫する」といったリスクを回避できます。
メリット④ :露出機会の拡大
メインASINの商品ページからの導線により、新たな流入が期待できます。
メリット⑤ :ブランド体験の強化
同一ブランドの商品を組み合わせることで、統一された購買体験を提供でき、顧客ロイヤリティの向上に寄与します。
バーチャルバンドルのデメリット(運用の注意点)
デメリット①:「実績ゼロ」からのスタート
バーチャルバンドルの商品ページ自体は、新規ASINとして作成されます。そのため、商品ビューの実績はゼロの状態からスタートすることになります。
デメリット②:検索トラフィックの依存性
バーチャルバンドルの商品ページへのトラフィックは、メインASINの検索キーワードに依存します。
デメリット③:価格連動の運用コスト(※重要※)
メインASINの価格変更があるごとにバンドル商品の価格調整も必要になります。
※セール時など元のSKU販売価格合計がバーチャルバンドルを下回ると、バーチャルバンドルSKUは出品停止になります。
※セール期間中もバーチャルバンドルSKUの販売を継続したい場合は手作業でバーチャルバンドルSKUの価格調整が必要です。
バーチャルバンドルの効果的な作成方法
バーチャルバンドルの設定は、セラーセントラルから直感的に行うことが可能です。
単に登録するだけでは十分な効果は得られません。ここでは、具体的な手順と効果的な設計について解説します。
バーチャルバンドルの作成方法
「セラーセントラル」>「ブランド」>「バーチャルバンドル」
- 商品を追加する
- 写真を追加する
- 商品名を入力
- 商品説明を入力
- 価格(割引の設定)
- 箇条書きを入力
- SKUを指定

効果的なバンドル設計
① 補完関係の商品を組み合わせる
例:
スキンケア:化粧水+乳液
キッチン用品:フライパン+フタ
② 価格メリットを出す
単品で購入するよりも少し安く設定することで、購入の後押しになります。
③ 用途を明確にする
- 初心者セット
- スターターキット
④ メインASINの選定
- 閲覧数の多い商品を選ぶ
- 検索キーワードの影響を最大化

【重要】:割引設定と露出の関係
露出拡大を狙うなら割引設定は必須です。
- 割引あり → メインASINページに表示されやすい
- 割引なし → 表示されない可能性あり
▼メインASINからの露出拡大
割引付きバンドル(バリューバンドル)を作成することで、メイン商品のトラフィックを活用してバンドル商品の露出を拡大することが可能です。
▼広告活用の重要性
バンドル商品は新規ASINのため、自然検索だけでは露出が不足しがちです。
【推奨する広告施策 】
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
- 広告活用による効果
まとめ
Amazonのバーチャルバンドルは、在庫リスクを増やさずにセット販売を実現できる合理的で有効な手段です。
客単価の向上・クロスセルに効果的であり、ブランド価値向上にも寄与する非常に強力な機能として寄与すると考えられます。
顧客のニーズをもとに、「単品で売る」から「組み合わせて売る(提案する)」へ進化していけます。
特に複数商品を展開しているAmazonセラーの皆様にとっては、今すぐ取り組むべき最優先施策の一つと言えるでしょう。

★現役コンサルタントから一言
画期的な機能のため、積極的にバーチャルバンドルを作って複数パターンの売れ行きを見るためにA/Bテストを実施しましょう!
例:
パターンA(シャンプー+トリートメント)
パターンB(シャンプー+ボディソープ)
平均単価アップと新規流入チャネルの両方を狙えるチャンスです!
バーチャルバンドル活用に悩んでいる出品者の方は、まずはお気軽にAmazon専門コンサル・運用代行のアグザルファまでご相談ください!
アグザルファブログが皆様の一助となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました
今後もアグザルファブログでは、Amazon出品者の皆さまに役立つ情報を発信して参ります!
ぜひ日々のAmazon出品にお役立てください。
/
まずはお気軽にご相談ください!無料コンサル実施中
\
Amazon専門コンサル・運用代行サービスについて詳しくはコチラ⬇︎
┃公式YouTubeチャンネル 「あぐちゃんねる」
┃メディア掲載情報
■アグザルファ、「Amazonふるさと納税」支援で寄付額が243倍の自治体も アマゾン専門チームがデータ分析を基に(2025年11月11日「日本ネット経済新聞」)
https://netkeizai.com/articles/detail/16388
■日々変化するAmazon出品への対応力! 圧倒的知見と経験に裏付けされたアグザルファの実力(2023年10月3日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/40277/
■Amazonでの“勝ち方”を知るアグザルファが最短距離”で売上を最大化(2023年4月6日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/38560/
■「個の力の最大化」をミッションに。 日本初のAmazon専門コンサルが提供する+αの価値(2022年9月30日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/36126/
#Amazonコンサル #Amazon運用代行 #アグザルファ #Amazon出品 #バーチャルバンドル









