【新機能】Amazon「ブランドストーリー」を徹底解説!

新機能ブランドストーリー徹底解説

(最終更新日:2024/04/03)

こんにちは!

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早速ですがAmazon出品者の皆様、つい最近商品ページに「ブランド紹介」という項目が追加になったのはご存知でしょうか?

こちらは「ブランドストーリー」と呼ばれ、出品者の商品紹介コンテンツやベンダーのA+の機能の一環で、ブランドの説明や紹介、Q&Aを載せて購入者にブランドをアピールすることができる新たな機能となっています。

まだ搭載されたばかりの機能なので、使っていない方、知らない方、知っているがどういう構成で作成すれば良いのかわからないという方、たくさんいらっしゃると思います。

そこで今回は、新機能「ブランドストーリー」について徹底解説していきます!

さらに一歩踏み込んだ応用編の「活用テクニック」については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご参考ください。⬇︎

【必見】Amazon出品販売で売上UPを狙う「ブランドストーリー」の活用テクニック

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ブランドストーリーとは?

ブランドストーリーとは、商品紹介コンテンツにおける機能の一環で、画像や説明文、Q&Aを利用してブランドに特化して購入者にアピールができる場となり、転換率の向上が図れる施策のひとつです。

商品ページ上の表示は、商品紹介コンテンツやA+が表示されている場所の” 上 “に位置し、「ブランド紹介」として掲載がされます。

商品ページ上での見え方は以下のように表示されます⬇︎

※デスクトップ表示用とモバイル表示用で各々サイズが異なる2種類の画像登録が必須のため、デバイス環境によって表示画像が異なります。

■デスクトップ
■モバイル

ブランドストーリーは、すでに商品紹介コンテンツやA+を登録済みのASINでも、ブランドストーリーを追加登録することが可能です。

また、ブランドストーリーで使用できるモジュール(型枠のようなもの)の数は、セラー・ベンダー共に19個です。

(※ブログの後半でモジュールの種類をご紹介します!最後までお見逃しなく!)

ざっと概要を説明しましたが、続いてはブランドストーリーを作成するメリットについてお話していきます。

ブランドストーリーを作成するメリット

ブランドストーリーを作成するメリットは、「商品ページ内で購入者へブランドの理解を深めてもらうことが可能」ということです。

ブランドストーリーができたことで、Amazonの商品ページ内で購入者に伝えられる情報量が増えました。

しかも、増えたのはブランドに特化した情報を伝える場ですので、出品者側からするとよりアピール力を強化することができます。

今までも商品紹介コンテンツやベンダーのA+内でブランドについて触れることはできましたが、商品についてのアピールポイントの方が重要度が高く、簡単な紹介にとどまっていたのではないでしょうか。

商品紹介コンテンツを作成したことのある方はお分かりでしょうが、使用できるモジュールの数には限りがありますので、掲載の優先度が低いブランドを紹介するために、モジュールを1つないしはそれ以上消費するのであれば、商品のアピールにすべてのモジュールを使用する、という方も多かったと推測します。

しかし、今回「ブランドストーリー」という項目が増えたことで、商品紹介コンテンツやA+のモジュールを消費せずに、19個という十分なモジュールの数でブランドをアピールすることができます。

また、購入者からしても「ブランドストーリー」ができたことで、商品を購入するときの判断材料が増えたことになります。

日々様々な商品が生まれ、便利で安いものから高品質ゆえに値段が高いものなど、世界中にある商品の幅が拡大を続けています。

オンラインショッピングを含め生活を取り巻く環境がデジタル化している中で、購入者も商品を選ぶ際の基準や購入心理、購入行動が変化していると言われています。

そして、Amazonに限りませんがコロナ禍もあってオンラインで商品を販売する事業者が増えているので、より競合との差別化を図っていく必要もでてきます。

そのような中で、商品自体のアピールに加えてブランドのアピールを掛け合わせた訴求も今後さらにポイントになっていくと考えています。

本機能が追加されたということは、Amazon出品で戦っていくにはAmazon内におけるブランディングが今まで以上に必要になっていくと捉えることができるでしょう。

「このブランドが商品を作る想いに共感した」
「開発者の熱意に感動した」
「この商品やブランドが生まれた経緯が、まさに自分がこういう商品を欲しいと思ったきっかけと重なった」

このように商品の品質や価格だけで購入されるのではなく、商品を提供するブランドへの共感がきっかけで商品が選ばれていく機会が今後も増えていくと思います。

購入者にいかにして「自分事の商品であるか」を伝えることが重要になってくるため、「ブランドストーリー」は出品者にとっても購入者にとっても、メリットの大きい機能です!

商標取得し、Amazonブランド登録をすることは大変メリットの大きい施策なので、長い目で見たときに商標取得に向けて動いておくことは必要かと思いますが、商標取得までの間にすぐにできる施策として「ブランドストーリー」を是非活用してみてください!

そのほか、商品紹介コンテンツ(A+)についてはこちらの記事もあわせてご参考ください。⬇︎

【実例付き】Amazon出品販売で売上UPを狙う商品紹介コンテンツ(A+)をポイント解説

【新機能】無料期間の今がチャンス!Amazon出品「プレミアムA+」を活用して入口商品からブランドファンへ!

ブランドストーリーの作成方法

前項までで、「ブランドストーリー」を作成するメリットはご理解いただけたと思います。

さあ、いよいよ作成をしてみましょう!

使用する画像やモジュール、文言でいろんな「ブランドストーリー」を作ることができますので、ご自身のブランドの魅力を最大限アピールできるよう、自由に作成してみてください!

ここでは、基本的な操作方法と必ず登録しなければならないところ、画像のサイズなど、押さえておかなければならないポイントのみ、簡単にご説明いたします。

①商品紹介コンテンツの作成ページを開く

■セラー
在庫>商品紹介コンテンツ管理


商品紹介コンテンツ管理>商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する

■ベンダー
販売促進>Aプラス商品詳細ページ

Aプラス商品詳細ページ>商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する

②「ブランドストーリーを作成」を選択

■セラー/ベンダー共通

③背景画像を設定する

■セラー/ベンダー共通

「背景画像を追加する」を押す

背景画像をアップロードする

【 画像サイズ 】
デスクトップ表示用:1464×625px
モバイル表示用:463×625px

※ 注 意 点 ※

背景画像は、デスクトップ表示用とモバイル表示用の2種類の登録が必須となっています。

片方だけの登録では、画像アップロード画面が閉じないようになっているため、先に進むことができません。

必ず2種類のサイズの画像を用意しておきましょう!

片方の画像だけ追加した場合⬇︎

④ブランドの説明文を入力する ※オプション

■セラー/ベンダー共通

こちらはオプションになるので、入力しなくても「ブランドストーリー」は作成可能です。

背景画像をしっかりと見せたい、モジュールでブランドについて説明するからここでのテキストは不要など、ご自身の作成したい「ブランドストーリー」に合わせて取捨選択をしてください。

⑤モジュールを追加する

■セラー/ベンダー共通

4種類あるモジュールから好きなものを組み合わせ追加すれば、「ブランドストーリー」は完成です。

※モジュールの種類や使用する画像のサイズなどは、次項でご説明します。

ブランドストーリーで使用できるモジュールの紹介

続いては、「ブランドストーリー」で使用できるモジュールの種類をご紹介します。

前項でも少し触れましたが、「ブランドストーリー」で使用できるモジュールの種類は、現在4種類となっています。

この4種類を組み合わせて、ブランドの魅力を購入者にアピールする形となります。

なお、最初にも申し上げましたが、「ブランドストーリー」は4種類のモジュールを最大で19個追加して作成が可能です。

それでは、4種類のモジュールをご紹介します!

モジュール1:ブランドカード4つのASIN(商品4つ+ストアURL)

こちらは、4つの商品のASINと画像+ストアのURLが掲載可能なモジュールです。

■選択画面

■編集画面

【画像サイズ】
166×182px

商品ページ上での見え方は以下となります。

■商品ページ

モジュール2:ブランドカードについて(画像1つ+テキスト)

こちらは、画像1つ+テキストが掲載可能なモジュールです。

■選択画面

■編集画面

【画像サイズ】
315×145px

商品ページ上での見え方は以下となります。

■商品ページ

モジュール3:ブランドカードに関する質問(3つのQ&A)

こちらは、Amazonが用意した4つの質問もしくはフリー入力の5つの質問から選び、3つのQ&Aが掲載可能なモジュールです。

■選択画面

■編集画面

商品ページ上での見え方は以下となります。

■商品ページ

モジュール4:ブランドカードメディア資産(背景画像+テキスト)

こちらは、背景画像+ストアのURLが掲載可能なモジュールです。

■選択画面

■編集画面

【画像サイズ】
362×453px

商品ページ上での見え方は以下となります。

■商品ページ

注意点

ブランドストーリーに関して、1つ注意事項があります。

それはブランドストーリー機能を使用する場合は「Amazonブランド登録」が必須ということです。

「Amazon ブランド登録」とは、簡単に言うと「Amazonにおけるブランドの保護をサポート」するものです。

ブランド登録には商標の取得が必要ですので、この機会に商品取得をしてみてはいかがでしょうか。

ブランド登録についてより詳細な内容はコチラで紹介していますのでよろしければお読みくださいませ!

Amazon「ブランド登録」をするメリットは?

【最新版】Amazonブランド登録の申請手順を3ステップで簡単解説(画像付き)

【2022年最新版】Amazonブランド登録完了したら利用できる18特典を総まとめ

まとめ

今回は、「ブランドストーリー」について知らない方、知ってるけど作成していない方に向けて、簡単に概要と作成方法を説明してきました。

様々な業界でEC化が進んでいる中、購入者が商品を選ぶ基準は多岐にわたっています。

また、EC上の商品が増え続けているため、購入者は数多く存在する商品の中から自分が欲しいと思える商品を選択することができますので、選択肢の中から自社の商品を選んでいただく必要があります。

そこで、今回解説した「ブランドストーリー」は、Amazonサイト内でブランドの魅力を伝えていける場所として活用できます。

ブランドに設定したペルソナ、ブランドが生まれるまでのストーリーなど、貴社ブランド独自の内容をアピールしていきましょう。

伝えたいことを表現することで、一生懸命大切に作り上げた商品が必要な人・求めている人の元に届くようになるのではないでしょうか。

是非「ブランドストーリー」を上手に取り入れて活用してみてください!

ブランドストーリーについてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサル・運用代行のアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました

今後もアグザルファブログでは、Amazon出品者の皆さまに役立つ情報を発信して参ります!
ぜひ日々のAmazon出品にお役立てください。


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https://ecnomikata.com/original_news/40277/

■Amazonでの“勝ち方”を知るアグザルファが最短距離”で売上を最大化(2023年4月6日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/38560/

「個の力の最大化」をミッションに。 日本初のAmazon専門コンサルが提供する+αの価値(2022年9月30日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/36126/

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