【新機能】無料期間の今がチャンス!Amazon出品「プレミアムA+」を活用して入口商品からブランドファンへ!

amazon_新機能プレミアムA+を活用

こんにちは!

国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

2022年8月12日に新着情報で案内されたプレミアムA+という機能をご存知でしょうか?
プレミアムA+は従来の「商品紹介コンテンツ(A+)」がアップグレードした新機能になります。

そもそも「商品紹介コンテンツ(A+)」ってなに?という方はこちらの記事を確認してみてくださいね!

【解説】Amazon 商品紹介コンテンツ(A+) 作成のコツとメリット

今回、新着情報で案内されたプレミアムA+、実は、、、以前から存在しておりました!
一部の大手有名ブランドなどのAmazon出品者様に ” 限定 “で案内されていた有料コンテンツとして存在し、実際に使用されていました。

記事タイトルにある「今がチャンス!」の大きな理由は、今まで有料コンテンツだったプレミアムA+がなんと今なら無料で作成が可能となっていることから「今がチャンス!」とタイトル付けいたしました(本当にチャンス!)

この機会に本ブログ記事をチェックいただき、プレミアムA+を作成してブランド力向上に繋げていきましょう!

今回のブログでは、プレミアムA+の概要から、利用条件、従来の商品紹介コンテンツ(A+)との違い、各モジュールについて解説していきます。さらにワンポイントアドバイスも記載していますので、参考にして頂けると幸いです。

この記事の3ポイント
  • 新機能プレミアムA+でブランド力の強化!
  • 新作モジュール 動画素材の挿入で、視認性を強化し購買意欲向上へ!
  • 無料プロモーション期間内を活用し、競合商品との差別化を!

プレミアムA+とは

「プレミアムA+」とは、ブランドオーナー(Amazonブランド登録者)が使用できる商品ページ内のコンテンツです。
商品ページの情報をより豊富にし、サブ画像で入り切らなかった情報を掲載したり、自社ブランドにおける他商品への流入経路として活用することができます。

商品紹介コンテンツ(A+)と比較して視認性が上がり、商品ページのリッチ化を実施できることで、購入後の使用イメージが伝えやすくなった様に思います。

この機会に、プレミアムA+を活用してブランド力の向上・購入意欲の向上を狙っていきましょう!

プレミアムA+の利用条件

今までの商品紹介コンテンツ(A+)は、ブランドオーナーでなくとも利用することができましたが、プレミアムA+に関しては、大前提としてブランドオーナー(Amazonブランド登録者)である必要があります。

他にも大きく3つの利用条件がありますので、こちらはしっかり確認しておいてくださいね!

  • Amazonにブランド登録が完了しており、ブランドオーナーであること
  • カタログ内のすべてのASINにA+ブランドストーリーを適用済であること
  • 過去12か月以内に少なくとも15件のA+コンテンツが「承認済」ステータスになっていること

ブランド登録が完了していないAmazon出品者様は、今回を機にブランド登録のご検討をされてみるのもいいかもしれません。

ブランド登録にご興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみてください!

【最新版】Amazonブランド登録の申請手順を3ステップで簡単解説(画像付き)

プレミアムA+の利用アクセス権の確認

プレミアムA+へのアクセス権は毎月末に自動付与される仕様となっており、条件を満たしている場合はAmazonより通知が来るようです。
その為、アクセス権の確認など出品者ご自身からテクニカルサポートへの連絡は不要ですが、条件を満たしているけどもアクセス権の付与がされない場合は、テクニカルサポートへ問い合わせしてみましょう。

アクセス権の確認方法

まずは、アクセス権の確認をしていきましょう。
アクセス権がある場合と、アクセス権がない場合の例を記載していきます。

セラーセントラル内のタブに【在庫】のタブがありますので、在庫タブの中にある【商品紹介コンテンツ管理】をクリック

在庫>商品紹介コンテンツ管理>商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する>プレミアム

アクセス権の確認方法

商品紹介(Aプラス)コンテンツの管理の画面に行きますので、画面右上にある【商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する】をクリック

アクセス権がある場合

下記の様な画面になりますので、「プレミアム」内の「プレミアムA+の作成」をクリック

プレミアムA+

アクセス権がない場合

上記の様な画面が表示されず、アクセス権がない場合には、大きく分けて考えられる原因が2つございます。

①ブランドオーナーである場合
②ブランドオーナーでない場合

それぞれ解説していきますので、出品者ご自身にあった方法をご確認ください!

①ブランドオーナーの場合

ブランドオーナーであるのに、プレミアムA+の権限が付与されていない考えられる原因は2つございます。

  • カタログ内のすべてのASINにA+ブランドストーリーを適用済であること
  • 過去12か月以内に少なくとも15件のA+コンテンツが「承認済」ステータスになっているか

まずは、上記二点に対応出来ているかどうか確認してみましょう。

基本的にはそこまでの難しくありませんので、権限に付与獲得に向けて対応していくのが良いと思います。

それでは各ケースに対して、対応策と共に紹介しています!

カタログ内のすべてのASINにA+ブランドストーリーを適用済であること

プレミアムA+を使用するには、登録商品の全商品にブランドストーリーを適用させる必要があります。

▼ブランドストーリーを作成している方
全商品にブランドストーリーが適用されているか確認をしてみましょう。
全商品に適用登録すれば権限付与対象になります。
▼ブランドストーリーを作成していない方
ブランドストーリーを作成した後、全商品に適用させることによってプレミアムA+の権限が付与されます。
ブランドストーリーってなに?という方はこちらを確認してみてくださいね!

【新機能】Amazon「ブランドストーリー」を徹底解説!

 

過去12か月以内に少なくとも15件のA+コンテンツが「承認済」ステータスになっているか

プレミアムA+を使用するには、過去12か月以内にA+の承認済みコンテンツが15件以上必要になります。

▼15件のA+コンテンツが「承認済」ステータスになっている
ブランドストーリーが全商品に適応されているか確認してみましょう。
全商品に適応されていない場合は、全商品に適応登録すれば権限付与対象になります。
ブランドストーリーが全商品に適応されていて、15件以上のA+コンテンツがある場合は、権限付与待ちの可能性が高いです。
毎月末に権限付与を行っている様なので、月初まで待ってみましょう。
お急ぎの方はサポートへの問い合わせをしてみるのも良いかもしれません!

▼15件のA+コンテンツが「承認済」ステータスになっていない

商品数が15個以下で、15件も「商品紹介コンテンツ(A+)」が作れない。という出品者様もいらっしゃると思います。
諦めるのはまだ早いですよ!実は15商品以下でも適応させる方法はあります!

出品商品数が少ない出品者様の対策方法
1商品に複数の「商品紹介コンテンツ(A+)」を適応させるという方法がございます!
例)出品商品数が5商品しかない出品者様の場合

  • Aの商品に対して商品紹介コンテンツを5バリエーション作成。
  • Bの商品に対して商品紹介コンテンツを5バリエーション作成。
  • Cの商品に対して商品紹介コンテンツを5バリエーション作成。

上記の様な流れになります。

バリエーションを複数作るのは大変・・・という方でも安心です!
現在作成しているもの一部を変えて別Verとして複製すればOK!

ただし毎回審査にかけなければならないので、少し時間はかかってしまいます。
方法としては、A商品の既存コンテンツを複製し、「○○です。」を「○○ます。」に変更したり、「画像素材の一部差し替え」を行い、複製した新しいコンテンツが「承認済」になったら、また同じ作業を繰り返していきます。

繰り返した結果、計15件以上の「商品紹介コンテンツ(A+)」が「承認済」のステータスになれば、出品商品数が少ない出品者様でも条件を満たす事が出来ます。

②ブランドオーナーでない場合

繰り返しになりますが、従来の「商品紹介コンテンツ(A+)」では、ブランドオーナーでなくても作成は可能ですが、今回新サービスとして開始されたプレミアムA+は、ブランドオーナーが必須条件となっています。
その為、プレミアムA+を作成したい方は、まずブランド登録から始めていただく必要があります。

ブランド登録は、その他のメリットも非常に多くありますので、是非この機会に申請を進めていきましょう。
ブランド登録のメリットに関して気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

【2022年最新版】Amazonブランド登録完了したら利用できる18特典を総まとめ

プレミアムA+と商品紹介コンテンツ(A+)の違い

従来の「商品紹介コンテンツ(A+)」と新しいプレミアムA+の何が違うの?という出品者様も多いかと思います。
以下の一覧表で、どの部分が、どのように変更されたか確認していきましょう!

プレミアムA+とA+の違い

上記の表のとおり、ベンダー契約者様だと全部で8点の違いがあり、セラー契約者だと7点の違いがありました。

画像の最大サイズが大きくなったことによる画面占有率の向上や、動画などのバリエーション豊富なモジュールによって、競合との差別化も図れそうですね!

種類の増えた各モジュールについては、次項で詳しく解説していきます。

プレミアムA+で実装できるモジュール一覧

上記の表でも示していますが、「プレミアムA+」は「商品紹介コンテンツ(A+)」に比べてモジュールが17種類から20種類に増加しています。

数としては増えていますが、従来の「商品紹介コンテンツ(A+)」では使用できたものでも、新しいプレミアムA+では使用できないモジュールもあります。

実際に作成してみると、それぞれのモジュールにメリット、デメリットがございますので、出品者様の好みや商品の訴求ポイントに合わせて、ブラッシュアップしていただけたらと思います。
従来の「商品紹介コンテンツ(A+)」にはなかった、モジュールは(New)マークをつけているので確認してみてくださいね。

Premium完全動画 (New)


素材サイズ:960px:540px
プレビュー画像:1464px×600px
見出し:80文字
本文:300文字

従来の商品紹介コンテンツと大きく異なる点として、動画素材を使用できるようになっています。
動画で商品の特徴を解説したり、使用方法を紹介することで転換率の向上に大きく役立ちそうですね!

Premium完全画像 (New)

Premium完全画像
PC素材サイズ:1464px:600px
SP素材サイズ:600px×450px
見出し:80文字
本文:300文字

画像のみのモジュールについても、従来の商品紹介コンテンツ(A+)が【970px×300px】サイズだったのに対して、プレミアムA+では【1464px×600px】と画面占有率が高くなっています。
印象に残りやすい画像や、ブランド・商品イメージの伝わりやすい画像を用いることで、ブランドファン獲得にも繋がりそうです!

Premium Video Imageカルーセル (New)

Premium Video Imageカルーセル
素材サイズ:960px:540px
プレビュー画像:1464px×600px
見出し:80文字
本文:300文字

Premiumシンプル画像カルーセル (New)

Premiumシンプル画像カルーセル
パネル:6枚(最小2枚)
PC素材サイズ:1464px:600px
SP素材サイズ:600px×450px
見出し:50文字
本文:200文字
ボタンテキスト:12文字

Premiumテキスト付動画 (New)

Premiumテキスト付動画
PC素材サイズ:800px:600px
サブヘッドライン:40文字
見出し:80文字
本文:500文字

Premiumナビゲーションカルーセル (New)

Premiumナビゲーションカルーセル
パネル:6枚(最小2枚)
PC素材サイズ:1464px:600px
SP素材サイズ:600px×450px
見出し:50文字
本文:200文字
ボタンテキスト:12文字

Premiumレジメンカルーセル (New)

Premiumレジメンカルーセル
パネル:5枚(最小2枚)
PC素材サイズ:1464px:600px
SP素材サイズ:600px×450px
見出し:20文字
本文:100文字
ナビゲーションテキスト:12文字

Premiumホットスポット1 (New)

Premiumホットスポット1
素材サイズ:1464px:600px

Premiumホットスポット2 (New)

Premiumホットスポット2
素材サイズ:1464px:600px
見出し:80文字
本文:300文字

Premium Q&A (New)

Premium Q&A
項目数:5問(最小2問)
質問:120文字
本文:250文字

Premium 比較表 1 (New)

Premium 比較表 1
ヒーロー商品:1商品
比較商品:5品(最小2品)
画像素材:200px×225px
タイトル:25文字
比較メトリクス:12項目(最小5項目)

Premium 比較表 2 (New)

Premium 比較表 2
比較商品:3品
画像素材:300px×225px
画像タイトル:30文字
機能比較:5項目(最小2項目)
商品見出し:30文字
本文:80文字

Premium 比較表 3 (New)

Premium 比較表 3
ヒーロー商品:1商品
比較商品:4品(最小2品)
画像素材:488px×700px
タイトル:25文字
比較メトリクス:12項目(最小5項目)
比較商品:3品
PC画像素材:600px×450px
SP画像素材:300px×225px
画像タイトル:25文字
機能比較:5項目(最小2項目)
商品見出し:30文字
比較メトリクス:12項目(最小5項目)
テキスト:20文字

Premium 比較表 4

Premium 比較表
ヒーロー商品:1商品
比較商品:4品(最小2品)
画像素材:488px×700px
見出し:80文字
タイトル:25文字
比較メトリクス:12項目(最小5項目)
比較商品:3品
画像素材:200px×225px
画像タイトル:25文字
機能比較:5項目(最小2項目)
比較メトリクス:12項目(最小5項目)
テキスト:30文字

Premiumテキスト付き背景画像

Premiumテキスト付き背景画像
素材サイズ:1464px:600px
SP素材サイズ:600px×450px
サブヘッドライン:40文字
見出し:60文字
本文:300文字

Premiumテキスト付き対画像 (New)

Premiumテキスト付き対画像
素材サイズ:600px×350px
サブヘッドライン:40文字
見出し:50文字
本文:300文字

テキストを含む1つの高画質画像

テキストを含む1つの高画質画像
素材サイズ:800px×600px
サブヘッドライン:40文字
見出し:80文字
本文:500文字

プレミアム技術仕様

プレミアム技術仕様
素材サイズ:800px×600px
項目:16項目(最小4項目)
サブヘッドライン:40文字
仕様:30文字
本文:500文字

プレミアムテキスト

プレミアムテキスト
見出し:80文字
本文:5000文字

プレミアムA+の注意点

現段階では、Amazonによるプロモーション期間のため、「プレミアムA+」を無料で作成することができますが、プロモーション期間が終了した場合には、新規ASINのプレミアムA+の作成、適用する際に費用が発生する可能性があります。

プレミアムAプラスの費用はいくらかかりますか?

このプロモーション期間中は、ブランドに登録されているすべてのASINについて、プレミアムAプラス機能を無料でご利用いただけます。プロモーション期間中は、ブランド内のすべてのASINについてプレミアムAプラスコンテンツを公開することをおすすめします。AmazonがプレミアムAプラスの手数料を発表した場合、有料でご利用いただけるようになります。Amazonが、出品者の同意なしに手数料を請求することはありません。

参照:Amazon セラーセントラルヘルプページ「商品紹介(Aプラス)コンテンツの使用を開始するープレミアムAプラスに関するよくある質問

なお、テクニカルサポートへ確認したところ、プロモーション期間中(無料期間中)に作成・公開したプレミアムA+コンテンツは、仮に有料化したとしても、そのまま商品詳細ページに無料で継続掲載されるとのことです!

仕様変更など予定のない定番商品などは、プロモーション期間のうちにプレミアムA+を作成しておくことを強くオススメします!

まとめ

今回は新機能プレミアムA+に関して、簡単な概要とプチ裏技を解説いたしました。
各モジュールにメリット・デメリットがあるものの、良い新機能が実装されたと感じます!

5Gが普及し始め、動画コンテンツの普及は肌で感じている事だと思いますが、そこに慣れてきている状況の中で「視認性を上げる」という事は、大きな訴求力になります!

ですが、今回の一番の特徴は「ブランド力の強化」だと考えます。
ブランドストーリーが必須条件である事や、最近のAmazonの動向からもブランドアピールがしやすい仕様になるなど、ブランドを保護するプログラムが強化される傾向にあります。

入口商品から、ブランド内アップセルへ。アップセルからブランドファンへ。といった「ブランド力の強化」といった面では、とても有効な新機能ですね!

プロモーション期間が終わった後の修正が、有料になってしまう事などの懸念点はあると思いますが、プロモーション期間内に「視認性」に対してのABテストをしてみたり、競合との差別化を図るというのも今後の財産になるのではないでしょうか。
この機会に、新機能のプレミアムA+を是非お試ししてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の記事はYouTubeでも解説しておりますのでご参考ください⬇

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

\ まずはお気軽にご相談ください! /

┃公式YouTubeチャンネル 「あぐちゃんねる」

youtube_channelart_aguchannel

┃メディア掲載情報

『Amazon DSP』の活用で、Amazonサイト外部からも集客やブランディング戦略の実現を(2021年7月28日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/31081/


『Amazon DSP』の活用で、Amazonサイト外部からも集客やブランディング戦略の実現を

Amazon専門コンサルタントに学ぶ「Amazon戦略成功の裏側」(2020年11月18日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/27993/


  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • note

関連記事

Amazonで売り上げを拡大するにはコツがいる Amazonに特化した専門コンサルティングサービス
Amazonで売り上げを拡大するにはコツがいる Amazonに特化した専門コンサルティングサービス