【面倒な計算お任せ！】Amazon FBA「料金シミュレーター」を活用しよう！

設定・手順

2024/02/13

手数料 FBA配送代行手数料料金シミュレーター FBA

こんにちは！

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今回のテーマは「料金シミュレーター」です。

一体、何の料金に関するシミュレーターかと言いますと、自社出荷(出品者出荷)やFBA出荷(Amazonから出荷)の際に発生する各種手数料や利益計算ができるシミュレーターで、セラーセントラル上で使える大変便利な機能です！

「FBA出荷に興味はあるが利益計算が面倒」、「各出荷方法ごとの手数料を比較したい」、「今後予定している新商品の利益計算を事前に確認したい」等々…、悩まれている方もおられるかと思います。

そこで本記事では、料金シミュレーターで出来ること、アクセス方法について注意点も踏まえながら解説いたします。

「料金シミュレーター」を活用することで、様々な悩みが一発で解決できる可能性がありますので、ぜひご参考ください！

料金シミュレーターで出来ること

まずはじめに、料金シミュレーターで出来ることを一気に解説させていただきます。
アクセス方法などは後ほど解説いたしますので、まずは気になる機能がありましたらぜひチェックしてみてくださいね。

▼料金シミュレーターで出来ること

すでに登録されている商品情報に基づく見積りを作成(既存商品向け)

商品情報を入力して見積りを作成(新商品・未出品商品向け)

一括見積り

FBA小型軽量商品プログラムの見積もり

比較グラフの表示

なお、適用される手数料と表示される利益額はあくまで概算値となりますので、実際と異なる可能性があります。
料金シミュレーター上にも免責事項の記載がございますので、実際の手数料等は販売開始後にペイメントレポート等をご確認ください。

参照：Amazon セラーセントラル料金シミュレータ―

それではまいります！

機能1：すでに登録されている商品に基づく見積りを作成(既存商品向け)

既に登録されている商品を「SKU、商品名、ISBN、EAN、またはASIN」で検索することで、カタログ情報を直接入力せずにシミュレーションができる機能です。

ページ上に表示されている「Amazonカタログを検索」を選んだ状態でASINなど入力して検索をクリックしてください。

クリックしますと「Amazonから出荷」と「出品者出荷」の項目がそれぞれ表示されており、各々でAmazon手数料や出荷費用、在庫保管手数料からその他の費用と項目別に表示されます。

空欄になっている項目は商品原価やAmazonへ納品(FBAへの納品費用)、自社出荷の配送料などのため、実際に発生する金額をご入力いただくことでより具体的な見積もりの作成が可能となります。

また、販売手数料やFBA手数料の項目はリンクになっていますので、クリックすると算出方法の説明や更なる詳細情報を確認することができます（下図）。

機能2：商品情報を入力して見積りを作成(新商品・未出品商品向け)

商品の寸法や重量、カテゴリーなどを手動入力して推定見積もりを作成することができる機能です。

例えば、商品登録前の新商品をFBAに納品した場合に、各種手数料がどのくらいの費用感になるのかなど、事前に確認することが可能になります。

< 注意点 >

・入力可能な測定単位は「cm(センチ)」か「in(インチ)」のみ
　※「mm(ミリ)」「m(メートル)」はありませんので、小数点を付けるなどしてご利用ください。
・入力可能な重量の単位は「kg(キログラム)」のみ

<結果画面>

※当然ながら、入力内容が同じであればカタログを引っ張ってくる機能と同じ見積額が出ます。

機能3：一括見積り

先ほど説明した「機能1」「機能2」のカタログ検索や手動見積もりを一括で行う機能となります。

手順１の「一括見積もりを行う商品を特定」における「商品」もしくは「Amazonカタログ」では、ASINなどを入力して検索を繰り返すことで商品が検索できます。見積もり対象商品にチェックを付けながら必要情報を入力してください（下図）。

なお、「新しい商品」の一括見積は専用のテンプレートをダウンロードして必要情報を入力する必要があります。長くなってしまうため本記事での解説は省略させていただきます。テンプレートは見方が少々難しいため、慣れるまでは個別見積もりを使用されることをお勧めいたします。

手順3の「レポートをダウンロード」では、Excel形式の見積もりレポートをダウンロードすることが可能です。

機能4：FBA小型軽量商品プログラムの見積もり

料金シミュレーターでは、対象のカタログや手動で入力した情報がFBA小型軽量商品プログラムに適合している場合、本プログラムの見積もりも算出することが可能です。

該当する場合は画面右側の「オプションを選択」に「FBA小型軽量商品プログラム」が表示されますのでクリックしましょう。
（FBA小型軽量商品プログラムの条件を満たせていない場合は表示されません）

注意：2024年4月1日をもって、FBA小型軽量商品プログラムは終了し、低価格商品のFBA手数料体系に改定される予定です。

機能5：比較グラフの表示

下図のような比較グラフは、画面右側の「オプションを選択」に「比較グラフ」の項目名がありますので、クリックいただくと各出荷方法別で「売上」、「費用/コスト」、「純利益」が比較できる棒グラフが表示されます。

自社出荷の際、実際に発生している出荷費用や在庫保管諸費用、商品の原価などを入力しておくことで、より正確に比較することができます。

また、下図の「30日間の売り上げの見積もり」という項目にて、数字（注文点数）を変更することで比較グラフも変動します。

「自社出荷からFBA出荷に切り替えた際、何点以上売ることで利益が確保できるのか⋯」といったシミュレーションも可能です。

料金シミュレーターに「含まれる手数料」と「含まれない手数料」

ここまで、料金シミュレーターで出来ることを解説しましたが、料金シミュレーターでは全ての手数料を網羅しているわけではないため、注意が必要になります。

本項では、料金シミュレーターに「含まれる手数料」と「含まれない手数料」を解説いたします。
ヘルプページでは下記のように記載してありますので、ご参照ください。

料金シミュレーターに含まれる手数料

販売手数料

Amazonストアで販売される商品（リチウム電池および特別な取り扱いが必要な大型商品を含む）のFBA手数料（該当する場合）

在庫保管手数料（シミュレーターでは、在庫は選択した国に保管されると仮定します）

長期在庫保管手数料

カテゴリー成約料

<活用のヒント>
料金の改定が通知された場合、出品者は料金シミュレーターを使用して、選択したプログラムにおける現在の料金と今後の料金を比較することができます。

料金の比較を開始するには、比較するプログラムを選択メニューを開き、対象となるプログラムを選択してください。

料金シミュレーターに含まれない手数料

月間登録料

基本成約料

返送/所有権の放棄に関する手数料

返品手数料

納品不備受領作業手数料

FBA在庫保管超過手数料

返金手数料

レンタル本サービス料

大量出品手数料

含まれる手数料に記載がなく、あまり一般的でないその他の手数料

注意: 特に記載がない限り、シミュレーターの見積りには税金やVATは含まれません。

参照：ヘルプページ料金シミュレータ―

料金シミュレーターへのアクセス方法

ここまで料金シミュレーターで出来る機能を解説してきましたが、実は料金シミュレーターは2種類あります。

・通常版
・簡易版

前述までの機能は全て「通常版」となりますが、在庫管理画面上より確認できる「簡易版」もございますので、それぞれのアクセス方法について解説いたします。

①検索窓からアクセスする(通常版)

通常版の料金シミュレーターへアクセスするにはセラーセントラル上部にある検索窓からヘルプページを探し、記載されているリンクから移動することが出来ます。
頻繁に利用される場合はブックマークに登録するなどしておきましょう。

①検索窓から「料金シミュレータ―」と検索し、検索結果から「料金シミュレーター」をクリック

➁ヘルプページ内の「料金シミュレータ―」のリンクをクリック

②在庫管理画面からアクセスする(簡易版)

簡易版の料金シミュレーターは在庫管理画面から確認可能です。

在庫管理画面の各項目のうち、「販売された商品あたりの手数料の見積り額」をクリックすると簡易版料金シミュレーターが開きます。

クリックした商品情報が表示されますので、各商品をパッと確認したい場合にはこちらが大変便利です！

また料金シミュレーター上のリンクボタンをクリックすることで、通常版へもそのままアクセスできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事をまとめますと以下の様になります。

・既存商品、新商品問わず見積もりが可能。

・比較グラフを活用することで売上のシミュレーションも可能。

・料金シミュレーターには通常版と簡易版があり、どちらも便利。

Amazonには様々な手数料があって計算が面倒、自社出荷からFBA出荷に切り替えた場合の利益はどう変化する？など、確認にお困りの方はぜひ今回ご紹介した料金シミュレーターをご活用ください！

料金シミュレーターについてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください！

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります！
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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