【退店前に知っておきたい】Amazon出品の撤退方法とメリット・デメリット

amazon退店前に知っておきたい_撤退方法とメリットデメリット

こんにちは!

国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

突然ですが、ここ数年でコロナの影響や物価上昇により、泣く泣くAmazonからの撤退を検討されている方がいらっしゃいます。

  “Amazonでアカウントを開設するときは分かりやすく簡単だったけれど、いざ撤退となるとどう対応すれば良いのかわからない・・・”

そんなお悩みを解決するため、今回はAmazonでの出品を撤退する時に知っておきたい撤退方法とメリット・デメリットについてピックアップして解説いたします。

知っておいて損はない情報かと思いますので、万が一のために確認されておくことをおすすめいたします。

Amazonの退店方法

まずAmazonの退店方法の前提として、退店前にすべての注文商品を出荷し、全商品を出品停止・出品ステータスを停止に切り替える必要があります。

具体的な作業としては、FBAの場合は全在庫の返送手配が必要となります。
(返送ステータスはセラーセントラル上部メニューの「レポート」→「フルフィルメント」→「返送/所有権の放棄依頼の詳細レポート」から確認できます。)

自社出荷の場合は、在庫数[0]または出品終了作業が必要です。

また、海外にも出品をしている場合は、各地域のアカウントを個別に解約する必要があるのでご注意ください。

退店を検討する前に知っておきたい出品ステータスの停止方法

Amazonを退店する前に知っておきたいのが、ある一定期間だけ注文商品の出荷ができない場合は、出品ステータスを「停止中」に変更する手もあるということです。

家族の急病、悪天候、休暇など、何らかの理由で注文の出荷ができない場合でも、出品ステータスを停止中に変更することもできます。

【概要】
・ステータスを変更すると、1時間以内にAmazon商品詳細ページおよび検索結果からすべての出品内容が削除される。
・フルフィルメント by Amazonを利用している出品のステータスは、Amazonで引き続き出品中となる。
・すべての出品の出品ステータスを変更、または特定のマーケットプレイスの出品だけを変更することもできる。

【注意点】
・出品が停止中に設定されていても、返品リクエストの処理と購入者からのEメールへの返信は24時間以内に行う必要がある。
・アカウントを休止モードにしている期間中も月間登録料は請求される。

▼Amazonヘルプページ「休暇中などの不在時の出品ステータス」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200135620

一時的に出荷対応ができない場合は、出品ステータスの停止にしておくこともをおすすめします!

Amazonの退店方法は2パターン

Amazonの退店方法は2パターンあります。

①出品用アカウントを解約する
②出品用アカウントを小口出品に切り替える

①「出品用アカウントを解約する」はアカウントをAmazonから解約してしまうのに対し、②「出品用アカウントを小口出品に切り替える」はアカウントを解約せず、小口出品に切り替えたあと出品を停止します。
(アカウントステータスを休止、全商品を出品停止にするので、アカウント&出品情報は残るが出品はしていないといったイメージ)

どんな違いがあるのかそれぞれ確認していきましょう!

退店方法パターン①出品用アカウントを解約する

出品用アカウントを解約するため、こちらでは“もう今後一切Amazonでは絶対に出品しない”と判断されている時にとる対応です。

作業としては以下のURL参照の上、Amazonテクニカルサポートから解約の依頼を行います。

▼Amazonヘルプページ「出品用アカウントの解約」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200399470?locale=ja-JP

具体的な作業手順は以下の通りです。

1.Amazonテクニカルサポートより解約申請画面へ
設定>出品用アカウント情報ページの「アカウントの管理」>「アカウントを閉じる」をクリック

2.解約申請
「アカウントの解約をリクエストする」>「次へ」をクリック
※アカウントが解約されると、確認メールが届くか、現時点ではアカウントを解約できない理由と追加の手順が記載されたEメールが届きます。

なお、出品用アカウントの解約には下記のデメリットが複数ありますので要注意です。

▼デメリット
・アカウント自体が解約となるため、以前の販売状況や注文履歴の閲覧などほとんどのことが行えなくなる。

・前回の販売からAmazonマーケットプレイス保証申請の期間である90日間の経過が必要なのですぐに行えない。
・アカウントの残高が0になる(次回の支払いまたは請求日付)まで待機する必要がある。
・再出品を行いたくなっても解約済みのアカウントを再び開設することができず、新しいアカウントを再度登録する必要がある。
・閉店するまでの待機期間が必要だったり、今までのデータが見られなくなったり、再出品の際のアカウント開設手続きが再度必要となったりします。

退店方法パターン②出品用アカウントを小口出品に切り替える

解約よりも小口出品に切り替えた方が良い方は、

“ひょっとしたらまたAmazon出品する可能性があるかもしれない”と判断されている場合です。

⬇︎小口出品について詳しくは弊社下記ブログをご参考ください

【徹底解説】Amazon 大口出品と小口出品の違いを解説

小口出品への切り替えにあたっては、前述の出品用アカウントを解約した場合のようなデメリットはなく、むしろ下記のメリットがあげられます。

・小口出品は月額登録料無料なのでダウングレードすることで月額登録料がかからなくなる。
・前回の販売日程に関わらず大口出品から小口出品へすぐに切り替えできるため退店日の予定を立てやすい。
・今後販売再開する際にすぐに販売を再開できる。

具体的な作業手順は以下の通りです。

1.出品情報より出品アカウントを小口出品に切り替える
・設定>出品用アカウント情報ページの左側にあるご利用のサービスセクションで、サービスの管理をクリック
・登録内容ページで、Amazon出品サービスセクションにある小口出品に変更をクリック

(↓出品サービス(赤枠部分)に「次回決済日から小口出品」と表示されるようになる)

※小口出品に切り替えを行った場合、次回決済日である日程から小口出品に切り替わります。

▼Amazonヘルプページ「小口出品形態に切り替える」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G201710030

2.各商品の出品停止作業を行う
退店日に出品ステータスを停止し、全商品を出品停止(その商品の出品を終了するか、セラーセントラルアカウントから商品を削除する)を行います。出品を終了すると、Amazonでの販売は停止されますが、販売履歴は残ります。

そして、出品を終了した商品はいつでも再出品することが可能です。

なお、小口出品へ切り替えを行う際の注意点として、自社出荷でお届け日時指定を利用している場合は、退店予定日以降に注文が入らないよう、設定を停止しておきましょう。

今後少しでも再出品の可能性がある場合は、アカウントの「解約」ではなく「小口出品」に切り替えておくことで、スムーズに再開できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Amazonから撤退する前に悩まれる方も多いと思います。

どういった対応を今とることが最適か、いろんなパターンを知っておくことで今後の可能性を繋げておくことができます。

また、今順調に出品をされている方も一時的な休止設定や撤退方法を知っておくことは重要かと思いますので、本記事が少しでも今後のお役に立てれば幸いです。

Amazon出品の売上不振が理由で徹底をご検討されている場合は、売上を回復するサポートができるのか、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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