Amazon×外部広告とは?期待できる効果・始めるタイミング・効果測定のポイントを徹底解説

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Amazonで売上拡大を目指す施策として、スポンサー広告(SP・SB・SD)やDSP広告を活用している出品者様も多いのではないでしょうか。

一方で、Amazon広告を一通り運用し数値の伸びが鈍化している場合や、新しい流入経路を作りたい場合など、Amazon以外の外部広告の活用も有効な選択肢になります。

しかし、下記のような情報は、まだ多くなく十分に整理されていないのが実情です。

「Amazon以外の外部広告にはどのような種類があるのか」

「Amazon広告と何が違うのか」

「どのタイミングで始めるべきなのか」

「計測タグを設置できないAmazonで、どのように効果測定すればよいのか」

本記事では、Amazon外部広告の代表的な種類や特徴、活用を検討したいタイミング、Amazonストアタグを活用した効果測定方法について、Amazon専門コンサルタントが解説いたします。

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 Amazon以外の外部広告とは?

Amazonにはスポンサー広告(SP広告・SB広告・SD広告)やDSP広告など、Amazonが提供する複数の広告があります。

これらのAmazon広告は、Amazon内で商品を探している購入意欲の高いユーザーにアプローチできる点が大きな強みです。

一方で、Amazon以外の広告を活用して、集客が可能であることをご存じでしょうか。

InstagramやTikTokなどのSNS広告、GoogleやYahoo!などのリスティング広告、比較検討記事(準広告)など、Amazon外部の様々な媒体からAmazonページへ流入を促す広告配信が可能です。

外部広告では、Amazon広告だけではリーチできないユーザー層へのアプローチができるほか、Amazonでは実現できないクリエイティブの表現が可能なため、「ブランドの認知向上」や「Amazon広告の補完施策」として活用されるケースがあります。

DSP広告やSD広告との違い

Amazon広告にも、Amazon外のサイト(オフサイト)に配信し外部流入を促進させるDSP広告・SD広告があります。

DSP広告・SD広告はAmazon内で商品を探しているなど、Amazonで行動を起こしたユーザーへのアプローチを得意としています。

一方で、InstagramやGoogle検索などの外部広告では、Amazon外で情報収集をしているユーザーに対して、外部広告ならではのターゲティングやクリエイティブを活用したアプローチが可能です。

つまり、外部広告はAmazon広告とは異なるユーザー層との接点を作ることができるのです。

どちらが優れているというものではなく、目的やターゲットに応じて使い分けることが重要です。

外部広告で期待できる効果

Amazon広告と外部広告では、それぞれ得意とするユーザー層や配信面が異なります。

外部広告を活用することで、Amazon広告だけでは接点を持ちにくいユーザーへアプローチでき、新たな流入経路の獲得が期待できます。

代表的な活用方法としては、以下2つが挙げられます。

  • 「潜在層」への認知拡大
  • 「比較検討層」へのアプローチ

潜在層へのアプローチ

まだ商品やブランドを知らないユーザーに対して、認知を拡大します。

今すぐの購入にはつながらなくても、中長期的な見込み客の育成や、将来的な指名検索〜購入につながることが期待できます。

▼期待できる効果

  • ブランド認知の拡大
  • 商品認知のきっかけ作り
  • 将来的な見込み客の育成

比較検討層へのアプローチ

すでに商品を探しているものの、購入する商品やブランドを絞り切れていないユーザーや、悩みの解決方法を探しているユーザーに対して広告を配信することで、比較検討の段階で接点を作ることができます。

比較検討の段階で商品の特徴や強みを訴求することで、購入候補に入りやすくなり、Amazonへの流入増加や短期的な売上拡大を狙います。

▼期待できる効果

  • 比較検討ユーザーへの接点獲得
  • 購入候補への入り込み
  • 売上拡大

外部広告はいつ始めるべきか

前提として、Amazon広告は、Amazon内で商品を探している購入意欲の高いユーザーへアプローチできることが大きな強みです。

特に、スポンサー広告(SP広告・SB広告・SD広告)などは、Amazonで売上拡大を目指すうえで、まず優先的に検討したい広告になります。

一方、外部広告はAmazonの外にいるユーザーへアプローチする施策であるため、当社の検証によると、媒体によっては購入までの距離や時間が長くなる傾向があります。

そのため、一般的にはAmazon広告と比較すると売上獲得の効率は低くなりやすく、認知拡大や新たな流入経路の獲得といった役割を担うケースが多くなります。

つまり、外部広告はAmazon広告の代替ではなく、Amazon広告を補完する施策として活用することがポイントと言えます。

外部広告を検討したいフェーズ

当社が考える、外部広告を検討したいフェーズは以下の通りです。

  • Amazon広告を広げ切っている
  • 新しい流入経路を作りたい
  • ニッチな商材でAmazon内での検索需要が限られている
  • 認知拡大を行いたい
  • ブランド指名検索を増やしたい など

このような場合、Amazon広告で安定した売上獲得を行いつつ、外部広告を組み合わせることで、中長期な目線での機会拡大を目指せます。

まだAmazon内の改善を優先したいフェーズ

一方で、外部広告を始める前にAmazon内の改善を優先した方がよい場合があります。

  • Amazon広告の主要キーワードでも十分な成果が出ていない
  • 商品ページやレビューなど、Amazon内の改善余地が大きい
  • 価格や商品訴求など、商品自体に課題がある
  • Amazon広告を停止し、外部広告へ切り替えようと考えている

このように、購入意欲の高いAmazonユーザーへの訴求で成果が出ていない場合、外部広告で新たなユーザーを集客しても、成果につながりにくい可能性があります。

外部広告は新たな流入経路を作る有効な施策ですが、Amazon広告の代替と考えるには注意が必要です。

そのため、まずはAmazon内で成果を出せる状態を整えることが優先かつ重要になります。

整備できた状態に外部広告を組み合わせることで、それぞれの強みを活かした集客が期待できるようになります。

外部広告の効果測定方法

外部広告の管理画面では、インプレッション数やクリック数などの指標を確認できます。

しかし、Amazonでは通常のWebサイトのように外部広告の計測タグをAmazon内に設置ができないため、通常の広告レポートだけでは、実際に購入につながったのかを把握することができません。

そのため、「クリックは多かったが、本当に成果につながっていたのか分からない」という状態に陥りやすい点が、Amazon外部施策の課題です。

遷移先をストアに設定し「ストアタグ」を活用する

Amazonブランドストアには「参照元タグ(ストアタグ)」という機能があり、広告専用URLを発行することで、Amazon外から流入後の行動を計測できます。

例えば、広告媒体・ターゲティング・クリエイティブなど、タグを使い分けることで、それぞれの施策の結果を比較できるようになります。

なお、ストアタグは商品ページに直接タグ設定することはできませんので、注意が必要です。

「ストアタグ」で確認できる指標

ストアタグでは、以下のような指標を確認できます。

  • 売上(14日ルックバック)
  • 注文数
  • 訪問者数
  • 閲覧数
  • 平均滞在時間
  • バウンス率(直帰率)
  • 転換率

外部広告のレポートと掛け合わせて検証することで、「どの施策が実際の売上やユーザー行動につながったのか」を把握しやすくなります。

効果測定のポイント

外部広告では、クリック率やクリック単価だけで成果を判断しないことが重要です。

例えば、クリック率が高くても、以下のようなケースは広告効果が低い可能性があります。

  • 滞在時間が短い
  • バウンス率(直帰率)が高い
  • 売上につながらない

一方で、クリック率は低くても、ストアタグの成果次第では広告効果が高いと判断できます。

・滞在時間が長い/バウンス率(直帰率)が低い=ユーザーの関心が高く認知拡大効果が見込める

・購入に繋がっている/転換率が高い=売上拡大効果あり

そのため、広告媒体のレポートとストアタグのデータを組み合わせて評価することが、Amazon外部施策では重要になります。

「ストアタグ」を活用した外部広告最適化

Amazonストアタグを設定することで、外部広告の成果をAmazon内の行動まで含めて評価できるようになります。

外部広告側でAmazon内の成果を計測できない場合、広告媒体はクリック率(CTR)やクリック単価(CPC)などで評価を行い、自動で最適化が進みます。

しかし、クリック率が高い広告が、必ずしもAmazonでの売上やコンバージョンにつながるとは限りません。

そのため、広告媒体側の評価とAmazonストアタグで確認できる成果に乖離が生じるケースも少なくありません。

このような場合は、Amazonストアタグで売上や滞在時間、バウンス率などを確認し、成果の良い広告へ予算を寄せるなど、手動で最適化を行うことをおすすめします。

また、1つの広告キャンペーンで複数のキーワードを配信している場合、「どのキーワードが成果につながっているのか」が判断しづらくなることがあります。

そういったケースでは、キーワードごとにキャンペーンやストアタグを分けて効果検証を行うことで、成果につながっている検索キーワードや訴求内容をより正確に把握できます。

ストアタグの設定方法

①Amazonストアへアクセス

https://advertising.amazon.co.jp/amazonStores

②インサイトを見るを選択

③参照元タグの生成を選択

④リンク先ページを選択

選択するページは、外部広告の対象商品が掲載されているページ、もしくは外部広告専用にページを作成するのもおすすめです。

専用ページを作成する場合は、狙いのターゲティングに合わせて、潜在層用・比較検討層用など掲載内容の調整をすると更に精度が上がります。

⑤タグ名を入力し、リンク(専用URL)をコピーする

異なるページに同じタグ名を設定すると結果確認時に見えづらくなるため、ページ毎にユニークなタグ名の設定を推奨いたします。

⑥外部広告のリンク先にリンク(専用URL)を設定する

操作方法は広告媒体によって異なるため、詳細は広告媒体のマニュアルなどをご確認ください。

外部広告の種類

外部広告には、SNS広告、検索広告、比較・ランキング記事広告など、さまざまな種類があります。

それぞれ得意とするユーザー層や期待できる効果が異なるため、目的に応じて媒体を選定しましょう。

SNS広告(Meta・X・TikTokなど)

ユーザー層:潜在層◎ 比較検討層〇
効果:認知◎ 即効性△

SNS広告は、膨大なユーザーデータを活用し、日常のタイムラインやフィードに自然な形で広告を配信できる点が特徴です。

興味・関心など実際の行動ベースや、それらと類似した行動傾向を持つユーザーへ配信を広げることも可能です。

SNS広告は一度の広告で購入を促すだけでなく、段階的なコミュニケーションの設計にも適しています。

例えば、以下のようなユーザーとの接点を積み重ねながら、認知から比較検討、購入まで育成していく運用が可能です。

  • お悩みをテーマにしたコラムや動画で興味を持ってもらう
  • 商品の特徴や活用方法を紹介する
  • セールやキャンペーン広告で購入を後押しする

また、クリエイティブは動画・静止画カルーセルなど、さまざまなクリエイティブを活用できます。

テキスト中心のリスティング広告と比較しても情報量を多く掲載できることも特徴と言えるでしょう。

リスティング広告(Google・Yahoo!など)

ユーザー層:潜在層〇 比較検討層◎
効果:認知〇 即効性◎

リスティング広告は検索連動広告のため、Amazonでいうとスポンサー広告(SP広告)に似た性質を持ちますが、Amazonで商品を探す前の段階にいるユーザーへアプローチできる点が大きな特徴です。

特に、「悩みや目的は明確だが、どの商品やブランドを選べばよいか分からない」という比較検討段階のユーザーへの訴求に適しています。

例えば、以下のような検索キーワードに対して広告を配信することで、悩みの解決策として商品を宣伝できます。

  • 「シミ 薄くしたい」
  • 「子ども 野菜 食べない 対策」
  • 「腰痛 クッション おすすめ」

SNS広告と比較すると、購入意欲が高いユーザーへアプローチしやすいことから、外部施策の中でも比較的短期間で成果につながりやすい広告といえます。

比較・ランキング記事広告

ユーザー層:潜在層△ 比較検討層◎
期待できる効果:認知〇 即効性〇

比較・ランキング記事広告は、商品を比較・検討しているユーザーに対して、記事コンテンツを通じて商品の魅力を伝えられることが特徴です。

検索結果や比較メディアから流入したユーザーは、既に商品カテゴリーに興味を持っているケースが多く、商品の特徴や他商品との違いを理解したうえでAmazonへ遷移する傾向があるため、比較検討段階のユーザーへの訴求に適しています。

例えば、以下のようなワードでSEO上位の比較記事から、Amazonへ誘導することが可能です。

  • 「化粧品 おすすめ」
  • 「プロテイン ランキング」
  • 「ロボット掃除機 比較」

商品の特徴やメリットを画像や文章で表示できるため、商品理解を深めた状態でAmazonへ誘導できる点も特徴の一つです。

まとめ

本記事の内容をまとめますと、以下の通りとなります。

  • 外部広告には、SNS広告・リスティング広告・記事広告など様々な種類がある
  • 外部広告はAmazon広告の代替ではなく、補完施策として活用することが重要
  • Amazon広告を広げ切った後や、認知拡大・新たな流入経路を作りたい場合に有効
  • Amazonストアタグを活用することで、外部広告の成果をAmazon内の行動まで含めて評価できる
  • 広告媒体の指標だけでなく、ストアタグのデータも組み合わせて評価・改善することが重要

外部広告は、Amazon広告だけではアプローチしにくいユーザーとの接点を作れる一方で、媒体ごとに特徴や役割が異なります。

そのため、目的に応じて媒体を選択し、Amazon広告と組み合わせながら活用することで、より効果的な集客が期待できます。

外部広告活用に関してお悩みの出品者の方は、まずはお気軽にAmazon専門コンサル・運用代行のアグザルファまでご相談ください!

アグザルファブログが皆様の一助となれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました

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メディア掲載情報

■アグザルファ、「Amazonふるさと納税」支援で寄付額が243倍の自治体も アマゾン専門チームがデータ分析を基に(2025年11月11日「日本ネット経済新聞」)

https://netkeizai.com/articles/detail/16388

■日々変化するAmazon出品への対応力! 圧倒的知見と経験に裏付けされたアグザルファの実力(2023年10月3日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/40277

■Amazonでの“勝ち方”を知るアグザルファが最短距離”で売上を最大化(2023年4月6日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/38560

「個の力の最大化」をミッションに。 日本初のAmazon専門コンサルが提供する+αの価値(2022年9月30日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/36126

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