Amazon出品で活用したい！行事・イベントにあわせた販促対策まとめ

2023/04/18

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amazon_行事イベントにあわせた販促対策まとめ

こんにちは！

国内初のAmazon専門コンサルティング・運用代行サービスを展開しているアグザルファです！

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

突然ですが、Amazonに出品中の皆様は、自社商品をどう売り出していくべきか悩むことはございませんか？

母の日や父の日、クリスマス、入学式や卒業式など、年間を通して様々な行事やイベントが行われております。「この時期にはぴったりな商品かも！」「この時期には向かないかも…」といったように、商材に適した商戦期を見極めて、販促対策を行っていく事は売上を拡大するうえで重要な施策のひとつとなります。

今回は、年間の行事やシーズンイベントを把握し、その時期に向けて適切な販促対策ができるよう、Amazonで活用したいオケージョンに合わせた販促対策について解説いたします。

「オケージョン」とは

はじめに、「オケージョン」とはどのような事を指すのでしょうか。

オケージョンとは、TPOのOである「occasion」＝「場面」を指し、ファッション関連では「行事・祭典・儀式」といった意味があります。
※「TPO」とは、Time（時間）、Place（場所）、Occasion（場面）の頭文字を取った略語です

今回は上記の通り、オケージョンを“行事”や“場合”と定義して考えてまいりたいと思います。

では、“春”の場合、どのような行事やイベントを連想されますでしょうか。
春といえば、新生活、お花見、学生であれば卒業式や入学式、新学期、社会人の方でいえば入社式や歓送迎会といったことを連想されたのではないでしょうか。

例えば「新生活に向けて、家具や家電を揃えたい！」と思っているユーザーに対し、「新生活」を連想させる季節に沿った商品ページや広告を準備・調整することで、商品を見つけてもらいやすくなり、購入に促せる可能性が高まります！

Amazonで実施されている「オケージョン」の特集

Amazonで出品するうえで、Amazonとオケージョンは関連性があるのでしょうか。

Amazonではタイムセールのほかにも、「バレンタインデー」「ホワイトデー」「母の日」「父の日」「夏ギフト」「クリスマス」といったオケージョンにあわせた特集ページが存在しています。

2023年4月には「母の日ギフト」の特集ページがオープンしており、母の日の代表的なギフト商品である、フラワーギフトやグルメギフトが紹介されております。

▼特集ページ例

▶︎ Amazon 母の日ギフト特集ページ（クリックすると遷移します）

※閲覧時期により上記特集ページが削除されている場合がございますので事前にご了承くださいませ。

前述の人気ギフトのほかにも、趣味や興味で選ぶ方に向けたビューティーギフト、ファッションギフト等も紹介されています。

ひとえに「母の日」といっても、様々なカテゴリの商品でギフトや贈り物の需要があることが分かりますよね！

年間の行事・イベントをおさらい

次に、年間を通してどのような行事やイベントがあるのか、おさらいしてみましょう。

▼行事一覧（月別）

1月	お正月、新年会、冬休み、受験
2月	節分、受験
3月	卒業式、卒業旅行、歓送迎会、春休み
4月	春休み、お花見、入学式、新学期、入社式
5月	子どもの日、ゴールデンウィーク、運動会
6月	ジューンブライド、梅雨、運動会
7月	梅雨明け、七夕、夏休み、お盆休み、夏ボーナス
8月	夏休み、お盆休み
9月	新学期、十五夜、運動会、文化祭、行楽シーズン、シルバーウィーク、台風シーズン
10月	ハロウィン、運動会、文化祭
11月	衣替え、紅葉シーズン
12月	クリスマス、忘年会、冬休み、冬ボーナス

※上記は「行事、イベント」の一部となりますので、ご参考程度にご確認くださいませ。

いかがでしょうか。
このように一覧で見てみると、年間を通して様々な行事やイベントがあるのがわかります。各月・各季節により需要商品やギフトとして売り出されている商品も様々ということになります。商材と年間の行事やイベントを照らし合わせて、どういった時期にあうのかを見極めていきたいですね！

Amazonの季節別の人気ギフト商材については、下記ブログでも解説しておりますのでご参考くださいませ。⬇︎

【便利機能】Amazonで贈り物を簡単に探せる「ギフトアイデア」と季節別人気ギフト商材まとめ

オケージョンにあわせたAmazonでの販促対策

それでは、オケージョンにあわせたAmazonでの販促対策を大きく3つのポイントで解説いたします！

①商品詳細ページの設定（商品名/商品仕様[商品説明の箇条書き]/商品の説明/検索キーワード）
②イメージ画像の設定
③広告設定（スポンサープロダクト広告：マニュアルターゲティングの活用）

ポイント①：商品詳細ページの設定（商品名、商品仕様[商品説明の箇条書き]、商品の説明、検索キーワード）

まずは、商品詳細ページにおいてオケージョンにあわせ商品を魅力的に伝えていくことがポイントとなります。

基本的な商品詳細ページの構成に沿って、ご説明いたします！

■商品名

まずは商品名です。
商品名は、ユーザーが商品を検索した際の検索結果ページにも、商品詳細ページのファーストビューにも表示されますので、重要度が高い部分といえます。

例えば「母の日」にあわせて「母の日ギフト」や「母の日プレゼント」といったキーワードを商品名にキーワードとして追加されている出品者様もいます。

▼商品詳細ページ「商品名」例

商品名はAmazon内における検索対象項目となりますので、オケージョンとする「母の日」のプレゼントや贈り物を探しているユーザーに対してアプローチすることができます。

”製品名”だけを設定するのではなく、オケージョンに関連するキーワードも一緒に設定してみてくださいね。

商品名の設定にはルールがありますので下記URLからガイドラインに沿って作成してください。

参照：Amazon 出品者のヘルプ　『商品名のガイドライン』
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GYTR6SYGFA5E3EQC

■商品仕様（商品説明の箇条書き）

商品仕様（商品説明の箇条書き：以降箇条書き）は商品の仕様や情報を説明する部分となります。

▼商品詳細ページ「箇条書き」例

例えば、箇条書きのおすすめポイントとして、商品に関するおすすめのポイントとあわせて、オケージョンを意識させるキーワードを盛り込むことです。

例）
・プレゼント、ギフトに
・大切な人への贈り物に
・”ありがとう”の気持ちを伝えましょう

などを入れることで、「この商品をプレゼントしてみようかな」といったユーザーの購買意欲を引き出します。

商品名同様、箇条書きについても検索対象項目となります！
※オケージョンにあわせたキーワードを箇条書きに散りばめることも有効ですが、購入者の視点に立ち、読みやすさも忘れないようにしましょう！

参照：Amazon 出品者のヘルプ　『商品仕様（商品説明の箇条書き）』
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GX5L8BF8GLMML6CX

■商品の説明

商品の説明は、箇条書きで説明しきれなかった部分を補足できる項目となります。

▼商品詳細ページ「商品の説明」例

例えば商品が”生花”であれば、箇条書きで説明しきれなかった以下のような内容を記載できるでしょう。

例）
・商品の魅力や補足（育て方やお取り扱いの説明）
・花言葉などこの商品を購入したいと思わせる情報

商品の説明の設定では文字（テキスト）のみ入力が可能ですが、「商品紹介コンテンツ（A＋）」を使用すればテキスト＋画像を設定できますので、是非活用してみてくださいね！

「商品紹介コンテンツ（A＋）」についても解説していますので、是非ご参考ください！⬇︎

【実例付き】Amazon出品販売で売上UPを狙う商品紹介コンテンツ(A＋)をポイント解説

■検索キーワード

続いて、検索キーワードです。
皆様は普段どのような検索キーワードを設定されておりますでしょうか。

検索キーワードは、ユーザーが購入したい商品を検索した際に表示されるよう、商品に関連するキーワードを設定したいですよね。
オケージョンにあわせた検索キーワードを設定することで、贈り物を探しているユーザーに対して訴求できる可能性が広がります。

例えば、「母の日」と検索すると「母の日」以外にも「母の日プレゼント」「母の日花」「母の日お菓子」等のキーワードが抽出されますよね！

▼「母の日」検索例

Amazonユーザーがよく検索しているキーワード情報が検索候補として反映されますので、検索候補で上がってきたキーワードを検索キーワードへ設定することも有効です。

但し、検索キーワードで設定できる文字数（バイト数）は限られています。
全てのキーワードを闇雲に追加するのではなく、メインとなるキーワードを抑えながら、取捨選択しながら設定していきましょう！

参照：Amazon 出品者のヘルプ　『効果的に検索キーワードを使用する』
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G23501

検索キーワードの重要性・抽出方法については、下記ブログでもご紹介しておりますのでご参考くださいませ。⬇︎

【SEO対策】Amazon出品キーワードの重要性・抽出方法3選を簡単解説！

ポイント②：イメージ画像の設定

続いて、オケージョンにあわせた画像設定について解説いたします。

Amazonで商品を出品するうえで、画像の設定は必要不可欠です。実際に実店舗でも行事やイベントを表現できる最適な店内の飾りつけ、ポップアップを行われている出品者様もいることでしょう。

Amazonで出品をする際も同様で、イメージ画像を用いながら、その時の行事やイベントを連想をさせることが大切です！

行事やイベントにあわせた画像を用いることで、視認性が向上する効果が期待できます。ユーザーが情報を正確に、早く、ストレスなく伝えることができるでしょう。

▼「母の日」イメージ画像例

Amazonで画像を設定できる箇所は沢山あります！

　・メイン画像
　・サブ画像
　・商品紹介コンテンツ（A+）
　・ブランドストーリー
　・Amazonストア
　・（一部）広告

これらの場所を活用して画像コンテンツを充実させ、商品を魅力的にPRしてみてくださいね！

参照：Amazon 出品者のヘルプ　『商品画像の要件』
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G1881

ここまで商品詳細ページについて、お伝えしてまいりました。
オケージョンにあわせた適切な商品ページを作成することで、ユーザーの興味・関心を惹きつけ購入に繋げていきましょう！

商品ページで魅力を伝えるコツについても解説していますので、是非ご参考ください！⬇︎

【解説】Amazon商品ページで魅力を伝えるコツ！商品画像・文字情報の使い分けがポイント！

ポイント③：広告設定（スポンサープロダクト広告:マニュアルターゲティングの活用）

続いて、広告設定を解説いたします。

Amazonでは、スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告の3種類があります。各広告により掲載場所は異なりますが、Amazon内の商品詳細ページなど多岐にわたり広告を表示させることが可能です。

そのなかでも、スポンサープロダクト広告の「マニュアルターゲティング」では、出品者側で指定した”キーワード”を設定できることをご存知でしょうか。

ユーザーが検索する可能性のあるキーワード（前述の検索候補など）を設定することで、設定した該当キーワードを検索したユーザーに対し広告を表示させ商品ページの露出を狙えます。

オケージョンに合わせたキーワードはどのようなものが良いのか。
まずは簡単な考え方として、製品名や商材、イベント名に加えて「ギフト」「プレゼント」をかけ合わせたキーワードの追加からお試しいただくと良いでしょう。

例）
　・「○○ ギフト」
　・「○○ プレゼント」

また、別の方法になりますが、Amazonから推奨キーワードとして抽出されたキーワードを設定することも可能です。
実際にどのようなキーワードを設定すればいいのだろう…と悩んでいる方は、こちらもチェックしてみてくださいね！

▼「キーワードを追加」画面例

スポンサープロダクト広告のマニュアルターゲティングの設定手順は、下記ブログでもご紹介しておりますので、ご参考ください！⬇︎

Amazon SP広告運用効果最大化への第一歩！マニュアルターゲティング簡単解説（設定編）

また、Amazon広告（スポンサープロダクト/スポンサーブランド/スポンサーディスプレイ広告）が何かよく分からない方には、下記ブログで基本的な部分をご紹介しておりますので、是非一度確認してみてください！⬇︎

【Amazon初心者向け】Amazon広告＆DSP広告の4種類の特徴・目的を簡単解説！（スポンサープロダクト/スポンサーブランド/スポンサーディスプレイ/AmazonDSP）

以上解説した①～③の販促対策をオケージョンを意識してアプローチを実施することで、商品を探しているユーザーの目に留まりやすくなります！

①商品詳細ページの設定（商品名/商品仕様[商品説明の箇条書き]/商品の説明/検索キーワード）
②イメージ画像の設定
③広告設定（スポンサープロダクト広告：マニュアルターゲティングの活用）

そのうえで、クーポンやプロモーションなどの販促施策を併用することで、「お得感」「期間限定」を演出し、更にユーザーの購買意欲の促進を狙いましょう！

クーポンやプロモーションなど販促施策は下記ブログで解説しておりますので、興味のある方はご参照ください。⬇︎

【即実践】Amazon出品で自社セール開催ができる4つの施策

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Amazon出品をするうえで、出品している商品がどのような時期に最適なのかを考えることで、売上拡大へまた一歩踏み出せるかもしれません！

通年販売が可能な商品であったとしても、その季節にあったギフトや贈り物として訴求することで、ユーザーの目に留まりやすくなる可能性もあります！

年間を通した行事やイベントをご参考いただき、少しでもAmazon出品にお役立ていただけましたら幸いです。

販促対策についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください！

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります！
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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