出品停止は販売機会損失!未然に防ぐ4つのポイント

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アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

Amazon出品において、近年増加している現象のひとつである「出品停止」。

突然、Amazonから出品停止のメールが届いたり、気づいたら出品停止になっていたりと、出品停止の原因が分からず困惑した経験はありませんか?

出品停止は適切な対応を行うことでほとんどが出品再開可能ではありますが、販売機会損失に繋がりますので、未然に防げるのであれば防ぎたいものです。

そこで、今回は「出品停止を防ぐ商品情報のポイント」について、主に4つのケースに絞って解説いたします!

ケース1:メイン画像

メイン画像はAmazonが推奨する「画像サイズ」と「背景白抜き画像」のルールに合わせる必要があります。

・縦または横のどちらか長い側面が500ピクセル~2,100ピクセル
・メイン画像は背景白抜き(RGB値:255, 255, 255、テキストや白以外の背景色NG)
・イラスト・合成画像はNG
・商品に関係ないものが映っていてもNG(人など)

上記以外にも細かい商品画像のルールがあり、メイン画像とサブ画像で使用可能な範囲が異なりますので、以下をご参考ください。

参考:Amazon出品大学:メイン画像・サブ画像について

画像に関しては、メイン画像による出品停止が多く見受けられるため、特にご注意ください。

年々、部分的にルールの改変が生じていることもありますので、Amazon出品歴の長い方は今一度商品画像ルールを読み返してもいいかもしれませんね。

なお、ファッションカテゴリーにおいては、2020年9月30日以降、商品画像の基準が厳しくなります。

すでにセラーセントラル内の新着情報や出品者宛へメール通知もされていますが、メイン画像の背景に純白な白(RGB値:255, 255, 255)以外の色を使用した場合に「検索対象外」となりますので、予め各商品メイン画像をご確認ください。

 

メイン画像が画像基準を満たしていない場合、すでに一部の商品については検索対象外に設定済みですが、2020年9月 30 日以降順次、新たに 背景に純白な白*以外の色が使われている画像 (メイン画像) を検索対象外に設定いたします。出品者様には予め画像が基準に沿っているかご確認の上、適切な画像をアップロードしてください。

*純白な白とはRGB値が(255, 255, 255)です。メイン画像の基準を満たしていない違反画像例と良い画像例は、以下より確認してください。

引用:Amazonセラーセントラル新着情報より

 

今回の基準改定ではファッションカテゴリーのみが対象となりますが、将来的に他カテゴリーも同基準へ変更となる可能性は大いにあります。

ファッションカテゴリー以外の商材を出品している場合でも、日頃より商品画像のルールに則った画像をご準備ください!

ケース2:適正な販売価格ではない

Amazonでは、出品者が自由に販売価格を設定することができますが、価格設定に問題がある場合は出品停止になる可能性があります。

価格設定に問題があるというのは、設定している販売価格の商品相場を逸脱している場合です。

たとえ「出品価格の上限・下限」を設定していたとしても、Amazon側で不適合な販売価格であると判断されると出品停止の措置が取られることがあります。

その理由として、AmazonではAmazon以外の他サイトの価格帯も参考に比較されており、Amazonとして競争力のある価格が存在します。

故に販売価格を逸脱した場合は出品停止となるため、販売価格を設定する際は相場を見極めた上で設定を行いましょう。

万一出品停止になった場合は、販売価格をAmazonが定める相場の範囲内に変更することで出品停止を解除することができます。(解除できない場合は、テクニカルサポート へお問い合わせください)

状況の確認方法は、セラーセントラルTOP > 在庫管理 > 停止中> 「価格に関する問題」より確認ができます。

 

 

ケース3:薬機法

「薬機法」による出品停止で苦戦している方も多いのではないでしょうか。

簡単に説明しますと、薬機法とは医薬品・医療機器などの医療用品のほか、健康食品・サプリメント・一般化粧品類などに対して誤った情報が流出しないように厳しく規制する法律です。

「効果・効能」や「含有医薬品成分(原材料)」の記載などについては、規制された範囲内で表記しなければいけません。

Amazonでは、近年薬機法に関する取り締まりが厳しくなっており、薬機法に則り表現記載した商品情報であっても、Amazon側による判断で出品停止になるケースが生じています。

そのような場合には、Amazonからの指摘を把握し、必要に応じて商品情報の修正対応を行うことで出品再開できますので慌てず対応してください!

Amazon出品における薬機法関連は、何がOKで何がNGなのか、現状では明確なルールが提示されていないため、出品者側としても不安な想いはあるかと思いますが、商品登録もしくは更新する際は、まずは薬機法に抵触しないように注意して記載することを意識してみてください。

薬機法については以下の記事でも解説していますので、ご参考ください!

Amazon出品停止を防ごう!薬機法まとめ 連載第1回|サプリメントの表示・広告のNGルール (基礎編)

Amazon出品停止を防ごう!薬機法まとめ 連載第2回| サプリメントの表示・広告のNGルール (実践編①)

ケース4:商品情報の不足

個々の商品単位で、商品情報が不足していると出品停止となる場合があります。

特にセラーセントラル上で直接商品登録を行った場合によく生じますので(在庫ファイル未使用による商品登録)、商品登録完了後は問題なく出品できているか確認を行うことをおすすめいたします。

商品情報の不足による出品停止の理由として見落としがちな項目例は以下です。

・出品許可申請が必要な場合
・危険物申請が必要な場合
・購入者からの返品依頼が一定期間多い場合

など、上記以外にも理由はありますので、出品停止になった場合は理由を確認し適切な対応を行ってください。(諦めたらそこで終わりですよ!)

 

まとめ

出品停止の理由は様々な要因があり、以前は問題ないとされていたことが急にNGになることも珍しくありません。

今回解説した4つのケースは以外にも、在庫補充がされていなかったり、カタログ情報と実際の商品が異なっている場合などに出品停止となるため、要因はほかにもたくさんあります。

特に最近では、マスクや除菌剤などの衛生用品は事前に「出品許可申請」を行わないと出品停止になるケースが急増しています。

定期的に出品停止商品が発生していないか確認いただき、販売機会の損失を極力最小限になるよう努めていきましょう!

重大な規約違反は出品停止を通り越し、最悪の場合はアカウント停止に至るケースもありますのでルールを守って健全な運営を目指しましょう!

少しでも、本記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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