【ルール違反は検索対象外!?】Amazon出品メイン画像の基準・NG例

(最終更新日:2022/09/29)

こんにちは!

国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

年々Amazonでは画像に関する取り締まりが厳しくなってきており、画像基準ポリシーを満たしていないということで、出品商品が検索対象外に設定される事例を増えてきました。

そこで今回は、「商品画像の基準とは?」「どういった画像が適切なの?」といった、Amazon出品における「商品画像の基準・禁止事項・検索対象外になりやすいNG例」について解説していきます!

商品画像の基準

Amazon出品における商品画像には基準・禁止事項が定められています。

特にメイン画像が基準を満たしていなかったり、規約違反がある場合に「検索対象外」「出品停止」といった措置が取られるケースがあります。

商品画像が要因による「検索対象外」や「出品停止」は基準を理解しておくことで、未然に防止することができますので、一度は目を通しておく必要があります。

ご参考までに、以下を順に理解することで全体を網羅できますよ!

1) 全カテゴリー共通:商品画像の”基準”を理解(メイン・サブ画像)

2) 全カテゴリー共通:商品メイン画像の”禁止事項”を理解(メイン画像)

3) 商品カテゴリー別:詳細な画像基準を商品登録規約(出品ガイドライン )より確認 (メイン・サブ画像)

それでは一緒に確認してみましょう!

1) 全カテゴリー共通:商品画像の”基準”を理解

まずは全カテゴリー共通の商品画像(メイン・サブ画像)の基準です。
どれも必須で守っていただきたい基準となりますので遵守しましょうね!

よくありがちなのは、自社サイトや楽天などの他モールで使用しているメイン画像をそのままAmazon出品で代用するパターン

Amazon用のメイン画像を使用して「検索対象外」「出品停止」にならぬよう対策しましょう!

一般的な商品画像の基準
    1. 画像は、販売する商品を正確に表している必要があります。
    2. 画像は商品名と一致する必要があります。
    3. 画像の85%以上を商品が占める必要があります。
    4. 商品詳細ページで最適なズーム機能を使用するには、長辺が1600ピクセル以上必要です。ズーム機能を使用すると、売上げ促進に役立つことが判明しています。この要件を満たすことができない場合、ズームできるファイルの最小サイズは1000ピクセルで、サイトでの最小サイズは500ピクセルです。
    5. 画像は、長辺が10,000ピクセルを超えないようにしてください。
    6. 画像は、JPEG(.jpgまたは.jpeg)、TIFF(.tif)、PNG(.png)、GIF(.gif)のいずれかのファイル形式にする必要があります。JPEGを推奨します。アニメーションGIF(.gifs)は、サポートされていません。
    7. 不鮮明な画像、画素化された画像、端がギザギザに加工された画像は使用できません。
    8. ヌードや性的なものを示唆させるような画像は使用できません。子ども用および乳児用のレオタード、下着、水着を人間のモデルに着せないでください。
    9. 画像には、Amazonのロゴや商標、およびAmazonのロゴや商標と類似した、紛らわしいいかなるバリエーションや修正も含めてはいけません。これには、AMAZON、プライム、ALEXA、Amazon Smileデザインが付いた用語やロゴが含まれますが、これらに限定されません。
    10. 画像に、Amazonで使用されるマーク、およびマークと類似または紛らわしいいかなるバリエーションや修正を含めてはいけません。これには、「Amazon’s Choice」、「Premium Choice」、「Amazon Alexa」、「Works with Amazon Alexa」、「ベストセラー」、および「トップセラー」などが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、商標使用ガイドラインを参照してください。

引用元:Amazon 出品者のヘルプ 商品画像の要件

2) 全カテゴリー共通:商品画像の”禁止事項”を理解

次に全カテゴリー共通の商品画像(メイン画像)の禁止事項です。
こちらも同様に必須で守っていただきたい禁止事項となりますので、一読しておきましょう。

すべての商品カテゴリーでのメイン画像の禁止事項基準
    1. メイン画像の背景には純粋な白を使用する必要があります。純粋な白とは、RGBカラー値が(255, 255, 255)で、Amazonの商品検索画面や商品詳細ページによく調和します。
    2. メイン画像は、実際の商品のプロフェッショナルな写真でなければなりません(グラフィック、イラスト、モックアップ、代替品は許可されていません)。購入者の混乱を招く可能性のある付属品や小道具は表示しないでください。
    3. 商品の上部または背景に、テキスト、ロゴ、縁取り、カラーブロック、透かし、その他のグラフィックが配置されているメイン画像は使用できません。
    4. 1つの商品を複数のアングルから見た画像をメイン画像に含めることはできません。
    5. メイン画像には、販売する商品全体が写っている必要があります。ジュエリー(ネックレスなど)を除き、商品が画像フレームの端に触れたり、画像フレームの端で切り取られたりしてはいけません。
    6. メイン画像には、パッケージを外した商品が写っている必要があります。輸送箱、バッグ、ケースは、商品の重要な特徴でない限り、画像に表示しないでください。
    7. メイン画像には、座っている、膝をついている、もたれかかっている、横たわっている人間のモデルは使用できません。ただし、補助技術(車椅子、義肢など)を用いてさまざまな物理的な動きを表現することは奨励されます。
    8. セット品の服&ファッション小物、シューズ&バッグのメイン画像は、商品を平置きにした(モデルが着用していない)写真を使用します。
    9. 服&ファッション小物のメイン画像では、マネキンの外観(透明、無地、肌色、フレームワーク、ハンガー)にかかわらず、マネキンの一部を写さないでください。
    10. レディースおよびメンズ服のメイン画像では、商品を人間のモデルに着せる必要があります。
    11. キッズ&ベビー服の全ての画像には、平置きの(モデルが着用していない)写真を使用してください。
    12. シューズのメイン画像では、片方の靴を左向きに45度の角度で表示する必要があります。

引用元:Amazon 出品者のヘルプ 商品画像の要件

3) 商品カテゴリー別:詳細な画像基準を出品ガイドラインより確認


1)、2)は「全カテゴリー共通」の基準と禁止事項であり、いわゆるベースのようなものです。

3)はさらに詳細な画像基準が「商品カテゴリー別」で定められているといったイメージになります。

例えば、ファッションカテゴリーには「モデル着用または平置き画像、マネキン禁止」のように、カテゴリー特有の基準が定められている場合があります。

「商品カテゴリー別」の画像基準の確認方法は、各カテゴリー別の商品登録規約(出品ガイドライン )より確認することができます。

 

カテゴリによっては、商品画像について特段詳細な基準を定めていない場合もありますので、その場合は1)、2)のカテゴリー共通である基準と禁止事項に則って画像をご準備ください。

なお、商品画像の基準・禁止事項において、重複または矛盾が発生した場合は、各カテゴリーの商品登録規約(出品ガイドライン)が優先されことになっていますので、出品商品の商品登録規約は一読しておきましょう!

検索対象外になりやすいメイン画像NG例

商品画像の基準や禁止事項が理解できたところで、実際に「検索対象外」「出品停止」 目前ともいえる、メイン画像NG例を紹介していきます!

【NG例➀】背景が純粋な白以外のメイン画像

背景付き画像

一目瞭然…

背景が純粋な白(RGBカラー値 255, 255, 255)以外のメイン画像を使用。

ご自身の出品商品を見直していただき、メイン画像背景が原因で検索対象外になっていましたら、背景を純粋な白の画像(白抜き)に差し替えることで再出品可能になリます。

【NG例➁】テキスト付きメイン画像

 

テキスト付メイン画像

目立たせたい気持ちは分かりますが、こちらもNGです。

「無線充電」「人気」「2020年最新版」といったテキストが商品本体以外に装飾された画像が使用されています。

「一般的な商品画像の基準」において、メイン画像は「販売対象の商品のみを表示」と定めています。

万一、メイン画像にテキストや装飾付きの画像を登録している場合は、テキストや装飾を全て排除し商品のみが写っているメイン画像へ差し替え再登録をしてください。

【NG例➂】同梱品以外が写っているメイン画像

 

アクセサリー

一見、これもNG?と思うかもしれませんが、こちらの場合はアクセサリートレイ本体のみが販売対象のため、指輪やネックレスなどのアクセサリーは同梱されません。

メイン画像の基準として、購入者に誤解を与えるようなコーディネート品を表示させることはNGのため、検索対象外に設定される可能性が高いです。

このような場合も、「販売対象の商品のみを表示」させたメイン画像へ変更しましょう!

なお、使用例としてコーディネートされた状態の画像をサブ画像で登録することは問題ありませんので、訴求画像としてご使用ください。

まとめ

今回は「Amazon出品における商品画像の基準」について解説いたしました。

今後もさらに商品画像(特にメイン画像)における取り締まりの強化が図られると考えられます。

Amazon出品における商品画像のルールを理解いただき、Amazon出品用の商品画像を準備することが重要です。

商品画像が原因による「検索対象外」「出品停止」を極力未然に防ぎ、販売機会損失の期間が発生しないよう運営して参りましょう!

本記事が皆様の参考になれば幸いです。

商品画像についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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