【新機能】Amazon配送設定の「所在地」とは?SSA(配送設定の自動化)との関係や設定方法を解説

Amazon基礎知識

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Amazonで商品を販売するうえで、購入者へ正確なお届け予定日を表示することは、購入率や顧客満足度にも関わる重要なポイントです。

特に、複数の倉庫や発送拠点を利用している出品者の場合、

  • 商品によって発送元が異なる
  • 倉庫ごとに営業日や出荷条件が違う
  • 実際の配送日数とAmazon上の表示に差が出る

といった課題を抱えるケースも少なくありません。

そうした中、Amazonでは新機能として「所在地」が追加されました。

しかし、「そもそもどんな機能なの?」「どのように活用すればいいのか分からない」と感じる出品者様も多いのではないでしょうか。

実は「所在地」は単独で利用するのではなく、SSA(配送設定の自動化)と組み合わせることで本来の機能性を発揮します。

今回の記事では、新機能「所在地」の概要から、SSAとの関係、具体的な設定方法、活用時の注意点まで分かりやすく解説します。

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新機能「所在地」とは?

「所在地」とは、自社出荷の際に、在庫を保有する発送元住所(倉庫・店舗など)ごとに配送設定を管理できる機能です。

従来は配送設定の基準となる発送元住所はデフォルトの発送元住所が中心となっていましたが、本機能の追加により、複数の所在地(発送元)を登録できるようになりました。

それぞれの所在地ごとに、営業日や注文締め時間、最終集荷時間などの出荷設定を行うことができます。

設定できる内容は以下の通りです。

  • 所在地(発送元)の作成・編集
  • 所在地ごとの住所・連絡先の管理
  • 配送機能の有効or無効
  • 店頭受取機能の有or無効
  • 営業日
  • 注文締め時間
  • 最終集荷時間

例えば、

  • 東京倉庫
  • 大阪倉庫

2箇所から商品を発送している出品者の場合、

(例)

【東京倉庫】
営業日:月曜日~土曜日
ヤマト運輸
注文締め時間:15:00
最終集荷時間:17:00

【大阪倉庫】
営業日:月曜日~金曜日
佐川急便
注文締め時間:14:00
最終集荷時間:16:00

このようにそれぞれの発送元で異なる配送設定を登録できます。

なぜ「所在地」機能が追加されたのか?

実際に「所在地」を確認すると、単純に発送元住所を複数登録できるようになったことだけが目的ではなく、より柔軟に配送設定を活用しやすくするための機能という位置付けであることが分かります。

従来は複数の発送拠点を運用していても、配送設定の基準となるのはデフォルトの発送元住所のみでした。

本機能が追加されたことによって、発送元ごとの営業日や注文締め時間などを反映した、より正確なお届け予定日の表示が可能になります。

つまり今回の仕様変更は、複数拠点での配送設定を管理しやすくすることに加え、実際の出荷体制に合わせて、より正確なお届け予定日を購入者へ表示することを目的としたアップデートだと考えられます。

出品者出荷で役立つその他の設定は、以下ブログをご参照ください。

【必見】Amazon出品者出荷で役に立つ!知っておきたい4つの設定

「所在地」とSSA(配送設定の自動化)の関係

「所在地」は、SSA(配送設定の自動化)と組み合わせることで、より効果的に活用することができます。

「所在地」ごとに設定した営業日や注文締め時間などの配送条件は、SSAを有効にした配送パターンで利用されますが、SSAを利用していない配送パターンでは、従来どおりデフォルトの発送元住所の設定が適用されます。

SSAを有効にした配送パターンでは、「所在地」で設定した以下の内容が、お届け予定日の計算に利用されます。

  • 所在地ごとの営業日
  • 注文締め時間
  • 最終集荷時間

これにより、発送元の営業日や出荷条件を考慮した、より適切なお届け予定日の表示が可能となる仕組みです。

「所在地」を利用する際の注意点

「所在地」は、SKUごとではなく配送パターン単位で管理される点に注意が必要です。

SKUには配送パターンが割り当てられ、その配送パターンに設定された所在地が配送計算に利用されます。

出品者が「このSKUは東京倉庫から発送する」と発送元を直接指定する仕組みではなく、Amazonが配送パターンで有効になっている所在地の中から、購入者に最適な発送元を自動的に選択します。

「所在地」を設定する際は、個々のSKUではなく、配送パターン単位で管理・設定することを理解しておきましょう。

また、配送パターンに複数の「所在地」を適用し、SSAで自動選択された発送元で在庫切れが発生した場合、別の発送元へ切り替えることはできません。

そのため、「所在地」ごとの在庫状況を把握し、必要に応じて配送パターンの設定を変更するなど、在庫管理には十分注意しましょう。

「所在地」の設定方法

機能の概要が理解できたところで、まずは「所在地」の設定方法を解説していきます。

①セラーセントラル内右上の「歯車マーク」>「配送設定」をクリック

②「所在地」をクリック

③「新しい場所を作成する」をクリック

③各項目を入力・選択し「場所を作成」をクリック

①所在地名 任意の発送元名称を入力してください。
※発送元のIDやコードをお持ちの場合は「内部参照用の識別コード(任意)」へ入力してください。未入力の場合はAmazonが自動生成します。

②住所   発送元の住所・電話番号・メールアドレスを入力してください。

③出荷能力 配送料 ・・・チェックを入れることで、登録する所在地を発送元として利用できるようになります。

      店頭受取・・・登録する所在地を店頭受取の窓口としても利用する場合はチェックを入れてください。

「所在地」とSSAの活用方法

登録した「所在地」は、SSAを有効にした配送パターンで活用することができます。

そこで、配送パターン作成時「所在地」の適用方法を解説していきます。

①セラーセントラル内右上の「歯車マーク」>「配送設定」をクリック

②「配送パターン」から「新しい配送パターンを作成」をクリック

③「配送設定の自動化(SSA)」を有効化

④「配送設定の自動化」タブから、適用したい「所在地」をチェックして「次へ」

「所在地」の適用が完了したら、その後は通常の配送パターン作成手順に沿って設定を進めてください。

配送パターンの作成手順は、以下ブログをご参照ください。

【出品者出荷向け】Amazon「配送パターン」の作成方法を手順に沿って解説します!

設定した配送パターンを対象商品のSKUへ割り当てることで、その配送パターンに登録された所在地が配送計算の対象となります。

Amazonは、配送パターンで有効になっている所在地の中から、購入者に最適な発送元を自動的に選択します。

まとめ

「所在地」は、自社出荷の際の発送元を複数登録し、それぞれの営業日や注文締め時間、配送会社ごとの集荷時間などを管理できる新しい配送設定機能です。

ただし、「所在地」を登録するだけでは、この機能を十分に活用できるわけではないという点には十分注意しましょう。

設定が反映されるのは、配送設定の自動化(SSA)を有効にした配送パターンを利用している場合です。

そのため、この機能を導入する際は、単に所在地を追加するだけではなく、

  • 配送パターンでSSAを有効にする
  • 配送パターンに利用する所在地を適用する
  • 各所在地の営業日や注文締め時間、集荷時間を適切に設定する

という一連の設定を理解した上で活用することが重要です。

導入を検討される方は「所在地」だけではなく、配送パターンやSSAとの関係も含めて設定内容を確認し、自社の運用に合わせて活用していくことをおすすめします。

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最後までお読みいただきありがとうございました

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