【必見】「Amazon Vine先取りプログラム」新価格!変更内容とオススメの活用方法3選を解説

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商品レビュー獲得や転換率アップ対策などの施策で活用されている「Amazon Vine先取りプログラム(以下Vine)」が、 2023年10月19日より新しい価格体系になったことはご存知でしょうか。

Amazonセラーセントラル内にあるVineの登録画面上には、下記図の赤枠部分に新価格に関する表記が追加されていることが確認できます。

ですが、正直なところ、新しい価格体系になったとはいえ「以前とは何が異なり、どのように利用したらいいのか⋯」など疑問な点も多いことでしょう。

今回は、新しい価格体系になった「Amazon Vine先取りプログラム」の利用方法を改めて解説いたします。

従来のVineとの違い

従来のVineは、1つの親ASINもしくは単独ASINを登録ごとに、90日以内に最初のレビューを1つでも受け取った場合は、Amazon Vine登録手数料として22,000円が発生していました。

商品提供数に関わらず登録手数料が同一だったため、商品提供数が少数だと少し損をするような側面があり、利用の検討をしても登録手数料がネックで悩んでしまうAmazon出品者の方も多かったと思います。

■旧価格体系(2023年10月19日以前)

今回の変更では、まさにこのお悩みに寄り添った変更となっており、新価格体系では「Amazon出品者がVineレビュワーに提供できる商品点数に合わせて、登録手数料が変動する(3区分より選べる)」仕組みが導入されました。

そのため、商品提供数が少数しかご準備できない場合でも利用を検討しやすくなり、今までよりもさらに活用しやすくなっています。

■新価格体系(2023年10月19日以降)

なお、今回の変更は登録手数料のみですので、新しい価格体系へ変更以降もVineの登録条件は今まで通りのままで変更点はなく、1ASIN 1回のみ登録可能についても変更はありません。(※新しい価格体系はセラーセントラルのみ適応であり、ベンダーセントラルについては現状価格変更はありません。)

参照:セラーセントラル ヘルプ Vine登録手数料

詳しいVineの参加資格や使用方法などは、下記の記事も是非ご参考ください。⬇︎

【続報】「Amazon Vine先取りプログラム」で商品レビュー獲得を目指そう!

新たなレビュー獲得施策!?Amazon Vine 先取りプログラムを解説!

新しい価格体系による注意点

先程記載した通り、今回の変更は登録手数料のみのため、参加資格は従来と変わらず、1ASIN1回までといった登録条件も変わりません。ですが、新しい価格体系になってから注意しなければいけないことが2点あります。

▼(注意1)1度商品をVineに登録したら提供点数の修正ができない

Vineに商品を登録した時点で、提供点数を修正できない部分は、現在も変わっておりません。

ただし、今回新たな価格体系の区分ができたことにより、下記2点の新しい条件が追加されました。

 × 登録後は別区分へ変更できません
 × Vineを登録した親ASINに対して、後から子ASINを追加することはできません

一度登録してしまうと、修正や変更することはできません。
Vineを登録する際は、予め「登録商品」「提供商品数」を検討・確定したうえで、Vine登録を行うことをお勧めします。

(注意2)バリエーションによりエラーが起こる可能性がある

今までは、子ASIN商品の提供数が最小1点でも最大30点でも、手数料が同一であったことから、Vine登録後にバリエーションをすぐに組んでも問題はありませんでした。

しかしながら、今回新しい価格体系ができたことにより、Vine登録後に商品レビューが入っていない状態でバリエーションを組んでしまうと、商品提供数の差異による原因でエラーが発生する可能性があります。

もし、各商品にレビューを入れて、バリエーションを組みたいといった場合は、Vineレビュワーによるレビューが提供数に満たした後か、もしくは、Vineの有効期間90日以降にバリエーションを組むことをおすすめします。

Vine新価格体系!おすすめの活用方法3選

今回、「Amazon Vine先取りプログラム」へ3区分の価格体系が導入されたものの、どの区分を利用すればよいのか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからはVineの活用方法として、各区分別でメリット、デメリットをコンサルタント目線で解説いたします。

商品レビューは検索順位や転換率アップに繋がりやすいため、売上拡大に向けてVineは重要な施策の1つでもあります。また、悪質な低評価・レビューによる売上低迷を事前に防ぐといった対策にも有効です。(※「Amazon Vine 先取りプログラム」は高評価レビューが保証されたプログラムではないので、低評価レビューがつくこともあります)

新たな価格体系でのVine活用の検討に際してご参考ください。

1)登録手数料:0円(提供数:1~2点)

■メリット
手数料が掛からず、商品提供のみで最大2件レビューが得られることが大きな点になります。

■デメリット
商品レビューが得られても件数が少数なことから、売上拡大や評価の向上などに向けた大きな効果は期待できないことが考えられます。

無料区分を利用するのであれば、短期間の販売商品や売れ筋ではなく、お試しで実施してみたい商品などで活用してみるのが有効的でしょう。

ただし、Vineの登録条件は1ASINにつき1回までの利用となるため、試しに行うとはいえ商品選定には要注意が必要です。

2)登録手数料:10,000円(提供数:3~10点)

■メリット
使用用途によりますが、既に評価が★4かつ商品レビュー数が29件以下である商品で、もう少ししっかりとしたレビューが欲しい⋯だけど、あまり予算は掛けたくない!といった場合に利用してみるメリットがあるかと思います。

可能な限り商品提供数は最大10点近くを登録することで、売上拡大や評価面に良い影響をもたらす可能性が上がります。

■デメリット
商品提供数が多くはないことから、現状の評価とVineレビュワーの評価によって、効果が左右される可能性があります

例えば、評価が低下している状況で挽回のために最大提供数10点を登録しても、Vineレビュワーによる低評価が複数件入ってしまうことで、登録前と状況が変わらない恐れもあります。むしろ悪化する可能性も考えられます。

そのため、現状あまり評価が良くない商品でVineを利用するよりも、既に評価状況が良い商品で利用する方がプラスの効果を発揮する可能性が高まります。

3)登録手数料:22,000円(提供数:11~30点)

特に販売開始から間もない商品、商品レビューが0件の商品、低評価がついている商品などは、手数料、商品提供数が問題ないのであれば、こちらを最大限活用することをオススメします。

■メリット
Vineのレビュワーの方々は、写真や動画を使用した質の高い商品レビューを投稿してくれる傾向があることから、提供数が多いほど、充実したレビューを揃えやすくなります。

また、投稿されたレビューによっては、購入者目線での率直な意見を書いてくれることもあります。商品の訴求ポイントや改善点など参考にできる情報を収集できるケースもあるので、今後の商品ページの改善などにも繋がります。

必ずしもVineのレビュワーより高評価を得られるとは限りませんが、Vineを登録する前に商品ページをしっかりと作成しておくことで、基本的にはマイナスなことを書かれることはあまり無いと、弊社がこれまで実施してきた中では感じております。

■デメリット
無償で商品を提供する数が多く、手数料が最も高いことです。
1ASINにつき1回しかVine登録ができない
ことを考えると、今後、長期で商品を販売していく計画があるなど、登録する商品の選定は慎重になりますが、見通しを考慮しながらVineを最大限に利用し投資をしてみるという考えもできるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

購入者が商品を購入する参考情報としても、商品レビューは重要な部分となってきます。自社の商品に適した「Amazon Vine先取りプログラム」の新区分を利用することにより、長期的な売上拡大に繋がる可能性もあります。

新たな価格体系が導入されたVineを上手く利用して、売上拡大に繋がれば幸いです。

今回の記事を簡単にまとめますと以下の通りとなります。

・VINEの価格体系が提供した商品数によって異なる仕様に変更された

・登録完了後にバリエーションを変更すると提供数に差異が生じ、エラーが発生する可能性があるため、レビューがすべて完了、もしくは期限である90日間が過ぎてから編集する方が安全

・商品提供数の違いによりそれぞれメリットデメリットが存在するため、自身に合致した提供数を選択することがオススメ

以上となります。

「Amazon Vine先取りプログラム」についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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