【新機能】Amazon「ブランド割引」とは?設定方法・注意点・課題別おすすめセグメント|ブランド登録セラー必見
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Amazonでの販売において、クーポンやタイムセールなど売上拡大に向けて様々な販促施策を活用することができます。
その中で、より顧客層を絞ってアプローチできる販促施策のひとつに「ブランド割引」があります。
「リピート購入率を向上させたい」
「購入意欲が高いユーザーに絞って効率的にアプローチしたい」
「既存顧客の離脱を防ぎたい」

日頃より、このような課題を感じる場面もあるのではないでしょうか。ブランド割引は、こうした課題の解決策として検討しやすい施策のひとつになります。
2026年現在、Amazonにおける顧客層の分類はより細分化され、リピート促進だけでなく、新規顧客の獲得やリエンゲージメント、クロスセルの促進まで、活用しやすい設計が可能になっています。
本記事では、Amazonブランド割引の概要から、利用条件、設定できる顧客層、活用ポイント、注意点まで分かりやすく解説いたします。
販促施策の打ち手にお悩みの今後の戦略プランにお悩みのAmazon出品者様がいらっしゃいましたら、是非本記事をご参考いただけますと幸いです。
「販促施策の次なる打ち手を検討したい」「戦略的に顧客へアプローチしたい」という方は、ぜひ最後までチェックして、Amazonでの売上アップにお役立てください。
目次
Amazonブランド割引とは
Amazonブランド割引とは、特定の顧客層に向けて限定的に割引を訴求できる販促施策です。
対象となる購入者には、検索結果ページや商品詳細ページなどで割引が表示されます。
クーポンのように幅広いユーザーへ一律に訴求する施策とは異なり、「ブランドと一定の接点がある、もしくは購入見込みが高いと考えられる顧客層」に向けて配信できる点が特徴です。
なお、ブランド割引そのものに設定手数料はかかりません。
そのため、単なる値引き施策というよりも、以下の戦略を立てて活用していくべき施策といえます。
- どの顧客層に向けて
- どの商品を
- どの目的で訴求するか
Amazonブランド割引の利用条件
ブランド割引を利用するには、Amazonブランド登録行い、アカウントに「ブランド代表者」の役割が割り当てられていることが前提となります。
また、対象商品にも一定の条件があります。

・コンディション: 新品
・レビュー評価:レビューが付いていない商品は対象になりますが、レビューがある商品については、以下の基準を満たしている必要があります。
- レビューが1~4件の商品:平均評価★2.5以上
- レビューが5件以上の商品:平均評価★3以上
一方で、以下の商品は対象外です。
・対象外となる商品:以下
・中古品、コレクター商品、認定再生品(整備済み品)
・アダルト商品
・下記タイプの商品
・アダルトグッズ
・狩猟用品および釣り用品
・銃および銃付属品
実施を検討する場合、まずは自社アカウントが対象権限を持っているか、また販促予定の商品が要件を満たしているかを確認しておきましょう。
Amazonブランド割引で設定できる顧客層
現在のAmazonブランド割引では、顧客層が非常に細かく分類されており、目的に応じた柔軟な使い分けしやすくなっています。
従来のように「リピーター向けの施策」という見方だけではなく、下記のような「あらゆる購入段階のユーザーに対してアプローチが可能な施策」として活用の幅が広がっています。
- 新規獲得
- 既存顧客の維持、離脱防止
- 関連商品の提案 など
まずは、どのような顧客層が用意されているのか全体像を以下でご確認ください。

参考
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GFM3F4GG5EYCC5XC
確認日:2026年5月18日
今回整理されている顧客層は、大きく分けて以下のの4つです。
「購入者の獲得」
「購入者の維持」
「リエンゲージメント」
「クロスセル(組み合わせ販売)」
それぞれどのような場面で活用しやすいのか整理していきましょう。
購入者の獲得
「ブランド商品をカートに追加したものの購入に至っていない購入者」や「商品を閲覧したが購入していない購入者」といった、あと一歩で購入に至る可能性が高いユーザーに対して訴求する、最後のひと押しとして活用できます。
この区分では、
- カート追加後購入未完了者
- 閲覧リマーケティング
- カートリマーケティング
- 類似商品閲覧者
などが用意されています。
購入直前で離脱したユーザーへの再訴求だけでなく、比較検討中のユーザーに対する後押しという観点でも活用しやすい区分です。
購入者の維持
既存顧客の継続購入やLTV向上を狙う場合の顧客層が対象になります。
定期購入が期待できる商品や、一定期間で再購入が発生しやすい商品では、こうしたセグメントとの相性が良いと考えられます。
この区分では、
- リピート購入者
- 高額消費購入者
- 最近の購入者に加え、上位の購入者
- 有望な購入者
- 1回限りの購入者
などが用意されています。
単にリピーター向けの施策として捉えるのではなく、購入頻度や購入金額、直近の購買状況に応じて、既存顧客へのアプローチを考えられるようになっています。
リエンゲージメント
一度購入歴はあるものの、以前より購買の動きが弱くなっている顧客に対して、再度接点をつくりたい場合に活用しやすいです。
この区分では、
- 購入額が減少傾向の上位の購入者
- 購入額が減少傾向の有望な購入者
- ブランド離脱リスクのある購入者
- 最終購入から長時間経過した購入者
などが用意されています。
「以前は購入していたが最近は動きが弱い顧客」に対して再訴求できるため、既存顧客の離脱防止や、休眠顧客の掘り起こしという観点で活用を検討しやすい区分といえます。
クロスセル(組み合わせ販売)
ブランド内で複数商品を展開している場合は、関連商品の購入者に対して別商品を訴求するクロスセル施策も可能です。
この区分では、関連商品リマーケティングが用意されています。
選択した商品の関連商品を購入したものの、対象商品自体は購入していない顧客に向けて訴求できるため、既存顧客に対して別商品の購入を促したい場合や、ブランド内での買い回りを増やしたい場合に活用しやすい区分といえるでしょう。
Amazonブランド割引での商品設定・配信規模・予算の考え方
ブランド割引では、顧客層だけでなく、どの商品を対象にするかという点も重要です。
商品セレクションは大きく2つに分かれます。
- 「すべての商品を登録、または特定の商品を除外」するタイプ
- 「特定の商品を登録」するタイプ
たとえば、リピート購入者や高額消費購入者などは前者です。
閲覧リマーケティングやカートリマーケティング、1回限りの購入者、関連商品リマーケティングなどは後者に該当します。
そのため、ブランド割引はブランド全体へ一律に掛けるだけの機能ではなく、顧客層によっては特定商品単位で活用することもできます。
「どの商品を見た人に対して、どの商品を提案するか」といった設計も行いやすくなっています。
顧客層の規模が1,000人以上で作成可能

ブランド割引は顧客層の規模が1,000人以上の場合にのみ作成可能です。
この条件を満たしていない場合、プロモーションを開始することができません。
特定商品を含むプロモーションでは、規模が不足する場合にASINを追加して顧客層を広げる形になります。
さらに、実施中またはスケジュール済みのプロモーション上限は20件です。複数商品・複数セグメントで細かく運用したい場合は、件数上限も踏まえて設計しておく必要があります。
予算については、設定期間中にプロモーションで発生する費用を賄える水準で考える必要があります。
目安としては、以下の式で考えることができます。
・平均注文価格 × 割引率 × 顧客層人数 × 利用率
たとえば、平均注文価格3,000円、割引率10%、顧客層100,000人、利用率5%の場合、最低予算は1,500,000円という計算になります。
特に、閲覧数が増えやすい時期や、他の販促施策と組み合わせる場合は、低すぎる予算設定だと短時間で予算を使い切ってしまう可能性もあるため注意が必要です。
参照
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GFM3F4GG5EYCC5XC
確認日:2026年5月18日
Amazonブランド割引 設定時の注意点
ブランド割引を運用する際の押さえておきたいポイントを4つ解説します。
対象者にしか表示されない
ブランド割引は、そのプロモーションの対象顧客にのみ表示されます。
そのため、設定後に確認した際に見えなかったとしても、確認用アカウントが対象に含まれていない可能性があります。
他の割引施策が優先される場合がある
商品詳細ページに表示されない場合、そのASINで最も高い割引額ではないため、他のプロモーションが優先表示されているケースがあります。
クーポンやタイムセールなどを並行実施している場合は、表示の優先順位や見え方が変わる可能性があります。
おすすめ出品でないと表示されない
ブランド割引が表示されない理由として、商品がそのASINのおすすめ出品ではないことも挙げられます。
販促設定だけでなく、普段の価格設計や出品状況もあわせて見ていく必要があります。
セグメント間で購入者が重複することがある
顧客層はきれいに分かれているわけではなく、同じ購入者が複数のセグメントに入る場合があります。
とはいえ、1回の購入でブランド割引が重複して適用されることはないため、まずは施策ごとの役割を整理して運用していくのがよいでしょう。
複数セグメントを同時に運用する場合は、施策ごとの目的を整理したうえで設定していくと、より運用しやすいでしょう。
設定、実施後に確認したいポイント
現在のブランド割引では、顧客層や商品設定の考え方が広がっているため、
「どの顧客層に、どの商品を、何の目的で配信するか」
を整理したうえで設定していくことが重要です。
また、ブランド割引を設定した後は、セラーセントラル内のブランド割引ダッシュボードで進行状況を確認できます。
アクセスする際は、広告メニュー内のブランド割引から確認可能です。

ダッシュボード上では、プロモーションのステータスが表示されます。
主なステータスは以下の通りです。

- 実施中:現在、対象となる顧客に向けて配信されている状態
- 完了:プロモーション期間が終了した、または予算を使い切った状態
- スケジュール済み:開始日になると配信が始まる予定の状態
- ブランドによりキャンセル済み:ブランド側でキャンセル、または無効化した状態
- 保留中:配信開始前で、有効化待ちの状態
- 失敗:何らかのエラーにより、プロモーションを作成できなかった状態
また、ダッシュボードでは結果もあわせて確認できます。
主に見られるのは以下の3つです。
- 売り上げ:そのプロモーション経由で発生した注文商品の売上
- 費用:割引によって発生した値引き額の合計
- 利用回数:そのプロモーションが何回使われたか
たとえば、10%OFFのブランド割引が2回利用され、1回は400円の商品、もう1回は500円の商品に対して使われた場合、費用として表示される金額は40円+50円で合計90円となります。
つまり、「どれくらい売上につながったか」だけでなく、「どれくらいの値引きコストが発生したか」もあわせて確認できる形です。
なお、注文レベルやASINレベルの詳細レポートは現時点では用意されていないため、細かな分析を行いたい場合は他レポートとあわせて確認していく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Amazonブランド割引は、特定の顧客層に向けて割引を訴求できる販促施策であり、購入見込みの高いユーザーや既存顧客に対して、より目的を持ってアプローチしやすい点が特徴です。
現在は顧客層の分類も広がっており、リピート促進はもちろん、新規獲得や離脱防止、関連商品の提案など、さまざまな場面で活用を検討しやすくなっています。
その分、単に設定するだけではなく、誰に向けて、何を目的に配信するのかを整理したうえで運用していくことが重要です。
ブランド登録や商品要件、顧客層の規模など、事前に確認しておきたいポイントはありますが、自社ブランドに合った設計ができれば、販促の打ち手として十分活用を検討できる施策といえるでしょう。
販促施策の幅を広げたい場合や、既存顧客へのアプローチを強化したい場合は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
Amazonブランド割引の活用方法や、自社ブランドに合った販促施策にお悩みの出品者様は、ぜひお気軽にAmazon専門コンサル・運用代行のアグザルファまでご相談ください!
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